【Tリーグ】吉村真晴「まだまだ俺がいるぞ」1,521人が見守ったシーズン最終戦は琉球に軍配

<ノジマTリーグ2021-2022シーズン 2月27日 アリーナ立川立飛>

卓球ノジマTリーグ2021-2022シーズンでは27日に、木下マイスター東京と琉球アスティーダのシーズン最終戦が行われた。試合前には水谷隼さんの引退セレモニーが行われたこともあり、会場には1,521人の観客が足を運んだ。

試合は、張本智和木下マイスター東京)が1本を奪うも、ダブルス、第3マッチ、第4マッチと琉球アスティーダが勝利し、マッチカウント3-1で琉球アスティーダに軍配が上がった。

試合後、会場のヒーローインタビューに第4マッチで勝利した吉村真晴琉球アスティーダ)が登場し、ファンに感謝のコメントを述べた。

吉村真晴、会場でのヒーローインタビュー

写真:吉村真晴(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部

観客も多く一番燃える雰囲気だったのでは?

本当にこれだけ多くのお客さんが来てくれたことに嬉しく思っていますし、メインは水谷さんのセレモニーだったんですけど(笑)。皆さんが来てくれて、応援してくれたおかげで、パフォーマンスはもう最高でした。ありがとうございます!

シーズンラストマッチに臨んだ気持ちは

写真:吉村真晴(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部

こんなに多くのお客さんがいるので、気持ちはファイナルだと思って、僕ら選手たちみんな「今日はファイナルの気持ちでやろう!」って。本当に楽しくやれましたし、チームも勝つことができたので最高ですね。

今シーズンを振り返ると

チームとしてはベストメンバーで戦う機会は少なかったんですけど、僕ら選手たち全力で戦い切ることができて、最後も勝って終わることができました。ファイナルに行くことができなくて、悔しいなとかいろいろ胸に来る思いはたくさんあるんですけど、最後に卓球ファンがたくさん来てくれて、みんなの前でプレーすることができたので、そういう意味では悔いのないシーズンにできたと思います。

水谷隼さんの引退セレモニーもありました。受け継ぐものは?

写真:木下マイスター東京、琉球アスティーダの両チームの選手に最後は胴上げで送り出された水谷隼/撮影:ラリーズ編集部

水谷さんは僕にとって、一番最初に憧れた選手でもありましたし、僕がこうやって立っているのも水谷さんの背中を追ってやってきたからだと自分自身思ってます。

僕自身、最後に水谷さんの引退セレモニーを見られたことを誇りに思いますし、水谷さんが「あとは後輩に託す」という言葉を最後に言っていました。僕もまだまだ28歳なので若い気持ちで、戸上とかいるけどね?まだまだだと。俺がいるぞ、と。そういう気持ちで水谷さんの気持ちを受け継いでこれからも引っ張っていけるように頑張っていきたいと思っています。

さっき戸上選手が「ヒーロー俺行きたかったのにな」と言ってました

写真:第3マッチで及川瑞基を下した戸上隼輔(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部

ハハハ(笑)。まだ早いですね(笑)。昨日もヒーローやっちゃってるから、2日連続はみんないらないんじゃないかな?(笑)

(戸上がベンチから「いや、言い過ぎやろ!(笑)」

ファンの方に最後一言

写真:吉村真晴(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部

琉球アスティーダとしてはファイナルに行けなかったんですけども、現地やオンラインで観戦してくださっている皆さんの思いが僕たちの力になって、何とかこうやって最後まで戦い切ることができました。

ファイナルもまだ残っていますので、Tリーグファンの方、木下マイスター東京、T.T彩たまを応援している方、ぜひ現地に行って熱い声援を送っていただいて、Tリーグを一緒に盛り上げて頂けたらなと思っております。僕らがこうやって戦えているのも、皆さんの応援があってこそなので、これからもTリーグの応援、各チームのファンとして、一緒に戦っていって盛り上げて頂けたらなと思っております。

どうか皆さんお願いします!

木下マイスター東京 1-3 琉球アスティーダ

大島祐哉/松島輝空 0-2 有延大夢/木造勇人〇
7-11/9-11

〇張本智和 3-2 宇田幸矢
7-11/11-8/3-11/11-3/11-7

及川瑞基 1-3 戸上隼輔〇
4-11/9-11/11-8/10-11

大島祐哉 1-3 吉村真晴〇
8-11/9-11/11-8/4-11

文:ラリーズ編集部

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