28日（月）は、西・東日本は高気圧に覆われ、穏やかに晴れる所が多くなる見込み。日中の気温は15℃以上の所も多く、春の陽気を感じられそうだ。一方、北日本は、寒気の影響で、日本海側を中心に昼前までは雪や雨が降る所があり、風も冷たくなりそうだ。
西・東日本は穏やかな晴れ 日中は春の陽気に 乾燥と花粉に注意
西・東日本は、南からの高気圧に覆われて、穏やかに晴れる見込み。朝は、放射冷却の影響で、各地で冷えこみが強まったが、日中の気温は上昇し、春の陽気を感じられそうだ。
予想最高気温は、鹿児島18℃、高知16℃、名古屋や東京で15℃と、3月中旬～下旬並みが多くなる見込み。ただ、空気の乾燥は広い範囲で続くため、火の取り扱いに注意。花粉の飛散も多くなる所があるため、花粉症の人は対策が必要だ。
北日本は風冷えに 日本海側は昼前まで雪や雨に注意
北日本は、冬型の気圧配置になり、寒気が流れ込んでいるため、風が冷たく、昼前にかけては、日本海側を中心に雪や雨が降る所がある見込み。強風や高波、積雪の多い地域では雪崩に注意が必要。
ただ、午後からは次第に天気は回復し、晴れ間が出る所が多くなる見込み。
3月のスタートは全国的に雨や雪 西日本は激しい雷雨のおそれも
1日（火）は、前線を伴った低気圧が北日本へ進み、別の前線が西・東日本にのびてくるため、全国的に雨や雪が降る見込み。西日本では、局地的に激しい雷雨のおそれがあり、注意が必要だ。
今週は全国的に寒さが和らぐ日が多くなるが、週末には冬型の気圧配置が強まるため、日本海側では雪や雨が降り、冬の寒さが戻る見込み。春は天気と気温の変化が大きい季節、体調管理に注意したい。（気象予報士・大隅智子）
