雪深い県北に春を告げる「セツブンソウ」の花が、庄原市総領町の自生地で一般公開されています。
旧暦の節分の時期に花を開くセツブンソウはキンポウゲ科の山野草で、庄原市総領地区では1987年から天然記念物に指定し自生地を保護しています。
自生地の広さや花の密度は西日本一と言われ、町内40カ所ある中の6カ所約6千平方メートルが一般公開されています。
節分草保存会理事長 矢吹正直さん「白いじゅうたんのようにきれいに咲きますので、ぜひ楽しんでいただけるのではないかと思っています」
セツブンソウ自生地の一般公開は来月6日までですが、新型コロナの影響でイベントや現地案内は中止するということです。