【働くママを応援・ピースマム特集】
思いがけず飛び込んだ職場
同僚に刺激を受け、キャリアアップ
●今のお仕事をするきっかけ
結婚後、滋賀県へ転居。将来的に子育てをすることを考えて、少しの間、ゆっくり働こうと、派遣会社へ登録。求人の中から、子育て中のママの就職を支援する滋賀マザーズジョブステーション(MJS)・草津駅前のオープニングスタッフの募集を見つけて応募しました。しばらくは受付業務をしていましたが、相談者用の託児ルームがあることから保育に関する知識を付け、さらにはキャリアカウンセラーの同僚に背中を押され、資格取得を決意。
●お仕事内容
キャリアに関する相談や保育、子育ての情報提供、応募書類の書き方指導や面接アドバイスなど。さらにMJS主催のお仕事復帰を目指すママ向け講座の講師も担当。
今の自分を作ったのは、行動力と
自身が持つ感性や価値観
新たなお仕事の一歩を踏み出したことで、最初は考えていなかった仕事の世界が広がった恩さん。仕事を通して出会った仲間、年齢を気にすることなく、やる気に満ち溢れる相談者にも刺激を受けたとのこと。資格の取得により、家庭の事情などで一時的に仕事を離れても、再就職がしやすくまりました。
●恩さんにとってお仕事とは
「私がよりよく生きるために、必要なこと。それが仕事ですかね。やりたいことがあってもなくても、今は子育てに比重を置いて働きたい人も、トップギアを入れて働きたい人も、どんな形であれ前に進むこと。仕事を通じて必ず得られるものがある。私をとりまくヒト・コト・モノは相互に影響し合っている。だからこそ、“私”の軸を大事に、そのときどきに合わせた柔軟な働き方を楽しんだらいいんじゃないかな、と思います」。
《プライベート》
「仕事をしていなかったら、子育てを楽しめていなかったかも」。仕事は恩さんにとって自身をつくる大切な一部。
「家事でもやらないことは、徹底的にやらない。“できない”のではなくて。それより子どもとの時間を大切にします」。週末には夫の幹朗さんが、家事や育児に参加します。