スーパー耐久が次世代スポーツ観戦アプリ『SpoLive』を導入。リアルタイムでの応援バトルが実現

 2月28日、スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankookを運営するスーパー耐久機構(STO)とSpoLive Interactive株式会社は、2022年のスーパー耐久シリーズから、次世代スポーツ観戦アプリ『SpoLive(スポライブ)』を導入すると発表した。

 SpoLiveとは、試合中のリアルタイムな情報提供、それに対する様々なバーチャル応援によって新たなスポーツ観戦体験を創出している、スポーツ観戦をより楽しめるモバイルアプリだ。

 試合をさらに楽しむための実況機能や、AIを活用したルールや選手の解説機能、一緒に試合を見ているファン・サポーター同士やクラブチームとファン・サポーターで盛り上がることができる機能も備えている。

 そんなSpoLiveが2022年からスーパー耐久シリーズに導入されることになり、スーパー耐久のSpoLiveでは、アプリで各チームのドライバー情報やレース状況を確認しながら、デジタル応援グッズ(スーパー応援)などで、どこからでも選手やチームに応援を届けることが可能となる。

 また、モータースポーツ界では世界初となる全出場チームがリアルタイムで応援を競い合う応援バトルを提供するほか、スーパー耐久公式YouTube『S耐TV』公式SNSとの連携により、今まで以上にファンとのインタラクション(相互作用)を充実させた内容を届けていく予定だという。

 この次世代スポーツ観戦アプリ導入に関し、スーパー耐久機構の桑山晴美事務局長は、「『時代が大きく移り変わっても、モータースポーツやクルマの楽しさをさらに向上させていきたい』『参加者・ファン・運営者の垣根を超え、皆で幸せな時間を共有していきたい』。そのような想いでここ数年メディア戦略を考えてきましたが、この度、さらに時代にマッチしたアプリを組み込んでまいります」と語った。

「SpoLiveは、YouTubeLIVE『S耐TV』や公式Twitter、独自に開発したタイミングモニター等と連携され、さらに複合的にお楽しみいただけるようになります。また、チームに対する投げ銭システムも実施いたします。YouTubeやSNSなど、それぞれのメディアの良さを生かしながら、SpoLiveを通して有機的に作用していくよう、さらに挑戦してまいりたいと存じます」

 また、SpoLive Interactive株式会社の代表取締役を務める岩田裕平氏も「この度SpoLiveは、レース競技に初めて対応するとともに、スーパー耐久にてご導入いただくことが決定いたしました。スーパー耐久ファンやご関係者のみなさまに、よりインタラクティブな観戦体験をご提供できることを大変楽しみにしております」とコメントを寄せている。

「SpoLiveは、スポーツ観戦における時間的制約や空間的制約、経済的制約などの様々な制約を取り除き、誰でも、どこからでもサーキットとおなじようにドライバーを鼓舞し、仲間とつながり、一緒に盛り上がれる体験を目指しています。『チームとファン』『ドライバーとファン』『ファンとファン』の距離をより近づけていきたいと考えておりますので、是非SpoLiveを通じてお楽しみいただけますと幸いです」

 カーボンニュートラルな未来社会に向け、水素エンジン車両やバイオディーゼル車両が実証実験の場として参戦を行い、未来のモータースポーツの姿を目指しながら、社会的役割も含めた新たなステージへの舵を切っているスーパー耐久シリーズ。レースのみならず、今後のメディア戦略からも目が離せない。

■『SpoLive』アプリ概要

利用料:基本無料(アプリ内課金あり)
開発・運営:SpoLive Interactive株式会社
対応言語:日本語、英語
・公式サイト:https://spo.live/
・iOSアプリ:https://spo.live/r/ios
・Androidアプリ:https://spo.live/r/android
・公式Twitter:https://twitter.com/SpoLive_app

スーパー耐久富士公式テストの様子
スーパー耐久富士公式テストを走るMAZDA2 Bio concept

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