カンニング竹山、ロシアの侵攻を受け「SNSによって戦争が止められるんじゃないか」

28日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)で、お笑いタレントのカンニング竹山が、ロシアのウクライナ侵攻についての話で、SNSで戦争が止められるのではないかと持論を語る場面があった。

番組では、「週刊ニッポンの空気」のコーナーでコラムニストの小田嶋隆氏が、24日にロシアがウクライナに対する軍事侵攻に踏み切った件について扱った。

小田嶋氏はウクライナ東部での複雑な関係や思惑については理解しつつも「そうした全ての事情を超えて、戦争は絶対な禁じ手」として反対する立場を表明し、「事がこうなってしまった。爆弾が落ちて、戦車が走って人が死んでいるということは明確に反対しなくちゃいけない。抗議しないといけない話だと思うんですよ」と訴えた。

すると竹山は「僕がちょっと考えたのですがね、SNSってこの戦争で世界中すごいじゃないですか?」とSNSの拡散力の高さに注目し「SNSによって戦争が止められるんじゃないかって考えたりもしてるんですがどう思いますか?」と小田嶋氏に聞いたのだった。

小田嶋氏は「止められるかどうかは、まだわからないですけど」と答えつつも、「SNSができる前と、できた後の戦争では、いわゆる戦争を始めた人たちが世の中の世論に、どれだけビビるのかは違うと思いますよ。一般人の声の圧力が大きくなりますから」と影響力はあるとコメント。「そんなの、なんの役にも立たないって言う人いますけど、そんなこと全然ないですよ。声には力がありますから」と発信し続けることが大事としたのだった。

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