宇宙港に更なる活用の可能性!? 大分

 大分空港が、宇宙ステーションから地球に戻ってくる宇宙船の、着陸場所になる可能性が出てきました。

 26日、県と、アメリカの宇宙関連企業・シエラスペース社、日本の商社大手・兼松が、スペースプレーンの活用検討に向けた、パートナーシップを結びました。

 そのスペースプレーンというのが、シエラスペース社が開発中の、「ドリームチェイサー」です。

 長さ、幅は約9mで、ロケットの先端に載せて打ち上げられ、宇宙空間で分離、宇宙ステーションにドッキングします。

 積んできた荷物を宇宙ステーションに降ろし、代わりに、宇宙で開発したものや研究成果などを載せて、宇宙ステーションから分離、地球に降りてきます。

 その着陸場所として、アジアでは初めて、大分空港の利用を検討しているということです。

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 スペースチェイサーは、今年中にも運用が始まる予定で、大分空港での運用は、2026年、4年後を目指して、今後、安全面や周辺環境への影響などを検証します。

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