江戸時代から続く「相模の大凧まつり」 今年の題字は「命風」に 日程は未定

相模の大凧まつり(過去開催の様子)

 江戸時代から相模原市南区の新磯地区で続く伝統行事「相模の大凧(おおだこ)まつり」の今年の漢字が「命風(めいふう)」に決まった。

 実行委員会が昨年11月から12月にかけて公募し、計266点の中から市内在住の田所利一さんの作品が選ばれた。「新型コロナウイルス禍の中で実感した命の大切さと、絆や連携プレーの必要性を大凧に託す」との思いが込められているという。

 今後は、本村賢太郎市長が揮毫(きごう)した題字を基に、上磯部、下磯部、勝坂、新戸の各地区の保存会が3~4月に大凧に使う和紙に題字を書く。まつりの日程は未定という。

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