ちむどんどん?石垣島の自然と文化を満喫するサステナビリティ島旅プラン

一般的な観光では、見たり・触れたりすることができない、もう1歩踏み込んだ石垣島の魅力を再発見できる「石垣の自然と文化を後世に繋ぐ サステナビリティ島旅プラン」が、“ちむどんどん”と“ちむぐくる”。いったい“ちむどんどん”と“ちむぐくる”って何? どんなことを体験できるのでしょうか。

溶けちゃうような開放感!? 身体と心を島時間へと誘うラグジュアリーリゾート

“ちむどんどん”と“ちむぐくる”のサステナビリティな島旅プランを行っているのは「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」。エメラルドグリーンと白砂のビーチが美しいマエサトビーチに面し、東京ドーム6個分という広大な敷地からなるラグジュアリーリゾート。どこがラグジュアリーかって?

エントランスを入ると、正面の開け放たれた窓から離島の優しい風が吹き抜けて……、

一気に視界が開ける向こう側には、青くきらめくプールやカバナの景観が眼前に広がります。思わず声を上げてしまいそうなほどの優雅さ! バリ島を思わせるようなその開放感たっぷりの景色に心を鷲掴みにされてしまいます。

サンセットプールには、カバナやソファ、デッキチェアなどが配され、リゾート感が抜群! 時間から解き放たれてゆっくりと過ごせそう。

冬の時期、まだプールに入るのは冷たいけれど、南国の太陽にきらきらと光る水面を眺めているだけでもリラックスして、優しい気分に。

プールは冷たいですが……、その一角にはジャグジーも! ぬくぬくのジャグジーに身を沈めれば、溶けちゃうような開放感と気持ちよさ! 冬でも絶対に水着は忘れずに。石垣島の海水を取り込んだ1年中楽しめるインドアプールもあるんですから。

昼間のプールも素敵ですが、太陽の傾きとともに表情を変え、夕暮れ時のライトアップで一段と美しさが増すプールはとってもロマンチック。

温かいジャグジーにつかりながら、ゆっくり移ろいゆく島時間を感じられる贅沢なひとときです。

石垣島のエッセンスがさりげなく散りばめられた優雅な時間

あまりにもプールとジャグジーが素敵だったので紹介が先になってしまいましたが、案内されたのは「クラブインターコンチネンタル デラックスルーム」。

白と青を基調に、バルコニーからは海を望めるオーシャンビュー。天井にはプロペラ扇風機(ファン)が回り、ベッドは優しい眠りを追及したシモンズ。刺激の少ないアースカラーでまとめられた客室はなんとも居心地がいいこと。

海に棲息するクサビライシをモチーフにしたヘッドボードのデコレーション、海面のキラメキをオマージュさせる水色のランプシェード、シャコガイのオブジェなど、さりげなく島のエッセンスが取り込まれていて素敵。

特徴的なのはアイランドキッチンのような洗面スペース。プライベートを確保したいときは引き戸によってベッドルームから見えないようになる仕様。タイの伝統的なハーブ調合技術を生かした製品作りで知られる高級スパブランド「HARNN(ハーン)」のアメニティも、優しいアロマでリゾートを演出してくれます。

ハーブティー作り&星空観察&西表島トレッキングを楽しむ「ちむどんどん」宿泊プラン

ところで“ちむどんどん”とは、沖縄の方言で“ちむ”は“肝・魂”のこと。だから“心が躍る”体験ができるということ。ホテルに2連泊で楽しむプランと3連泊して楽しむプランがあり、3連泊の場合は西表島のトレッキングが加わります。

はるさーツアー(ハーブティー作り) ~「ちむどんどん」宿泊プラン~

はるさーツアーと題して行われる月桃のハーブティー作り。“はるさー”とは“畑人”のことで、まさしく農家を訪ねて、収穫された月桃(げっとう)の枝葉の剪定などを体験しながら、ハーブティーを作ります。

ショウガ科の月桃は、沖縄ではポピュラーな植物。消臭効果やリラックス効果があり、昔から日常的に利用されてきたもの。台風などにより、赤土が海に流れ込みサンゴに深刻なダメージを与えることを防ぐために、近年では農地に月桃や糸芭蕉などを植える「グリーンベルト」活動も行われています。

星空観測ツアー ~「ちむどんどん」宿泊プラン~

ホテルの目の前にある、マエサトビーチで行われる星空観察ツアー。夜の海は少し怖いイメージがありますが、ガイドスタッフがしっかり付いているので安心。ビーチには、デッキチェアが用意され、ゴロンと上を向いた状態でゆったり気分で星空を観察。

(C)ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

もちろん星空ガイドの解説付きなのですが、日常的に星空を見上げることも少ない環境では、なかなかガイドさんが説明してくれる星が見つからないことも。双眼鏡や望遠鏡なども用意され、運が良ければ南十字星や土星なども見ることができます。

西表島エコツアー ~「ちむどんどん」宿泊プラン~ ~「ちむぐくる」宿泊プラン~

ホテルに3連泊した「ちむどんどん」宿泊プラン、「ちむぐくる」宿泊プラン共通で行われる西表島エコツアー。

(C)ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

“東洋のガラパゴス”とも称される、世界自然遺産に登録されている西表島で渓流トレッキング。ネイチャーガイドによる島特有の動植物についての説明などを受けながら、亜熱帯植物が茂るジャングルのような森を上流へ。ゴールにはマイナスイオンいっぱいの「ゲータの滝」が待っています。

トレッキング後には、西表島の砂浜でビーチクリーン活動も。ペットボトルなどのプラスチックごみがビーチに打ち上げられていたり、漁具などがマングローブに引っかかっていたりします。西表島には、毎年約100トンのごみが漂着。その90%以上がリサイクルできないプラスチックごみなのだとか。

石垣焼&バスソルト作り&西表島トレッキングを楽しむ「ちむぐくる」宿泊プラン

“ちむぐくる”の“ちむは、沖縄の方言で“肝・魂”のこと、“ぐくる”は“心”の意味があり、“心に残るような深い思い出”を体験できます。こちらも2連泊と3連泊のプランがあり、3連泊の場合は西表島のトレッキングが加わります。

石垣焼体験 ~「ちむぐくる」宿泊プラン~

(C)ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

ホテルの客室の湯吞としても使われている石垣焼。石垣島の美しい海のようなブルーの色合いが特徴的です。島の土を使い、手ごねで湯呑やお猪口、カップなどを作ります。

(C)ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

さて、上手に成型できるかな? 完成したものは、後日窯元から発送されます。

バスソルト作り ~「ちむぐくる」宿泊プラン~

塩作りは、石垣島を支える重要な伝統産業のひとつ。そんな塩工房を訪ねて、“塩ばくだん”こと、バスソルト作りに挑戦。

工房の前に広がっている澄んだ海の、約1.8km先の海底から汲み上げた海水から作られる塩は、なめらかでまろやかな甘みを感じるほど。きめが細かく透き通るように白い塩。きっとお肌もピカピカ、つるつるになりますよ!

ホテルに3連泊して楽しめる西表島トレッキングについては、「ちむどんどん」宿泊プラン、「ちむぐくる」宿泊プラン共通なので、上記の西表島エコツアーを参照ください。

ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

住所:沖縄県石垣市真栄里354-1

CHECK IN/OUT:15:00/11:00

客室数:458室

アクセス:「石垣空港」より国道390号を経由して約20分

URL:https://www.anaintercontinental-ishigaki.jp/ja/

宿泊プランURL:https://www.anaintercontinental-ishigaki.jp/ja/2022-chimdondon/#Chimu%20Don%20Don

※2022年2月現在、新型コロナウイルス感染症対策のためサービス体制や料理提供方法などが通常と異なることがあります

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