さあ就活解禁、横浜国立大で合同企業説明会 16社参加

企業の担当者の話を熱心に聞く学生ら=横浜市保土ケ谷区

 来春卒業予定の大学3年生らを対象とした主要企業の会社説明会が1日に解禁され、就職活動が本格的に始まった。横浜国立大学(横浜市保土ケ谷区)では学生向け合同企業説明会が開かれ、神奈川県内を中心に16社が参加。来場した学生らは、採用担当者の話に真剣な表情で聞き入った。

 同大キャリア・サポートルームと神奈川新聞社の主催。オカムラ(同市西区)、丸全昭和運輸(同市中区)、リコーITソリューションズ(同市都筑区)などの企業が参加した。

 伸和コントロールズ(川崎市麻生区)人事部の黒田みちるさんは「新型コロナウイルス禍で学生が企業を訪れる機会が減っている。横国大生は真面目な学生が多く、安心して仕事を任せられるのではないか」と、学生との出会いに期待を寄せた。環境情報学を専攻する修士1年の男子学生(24)は「化学メーカーを希望していたが、いろいろな企業の説明を聞いて機械や電工、インフラ業界などにも興味が広がった」と話していた。

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