小田急「子育て応援車」12日から順次導入 目印にステッカー、好評で常設化

小田急線(資料写真)

 小田急電鉄(東京都)は、小さな子ども連れの乗客を温かく見守るよう呼び掛けるステッカーを貼った「小田急の子育て応援車」の運用を3月12日から順次始める。小田急が保有する通勤車両104編成が対象で、3号車に計24枚を掲示。子育て世代が安心して電車を利用できる雰囲気づくりを促す。

 車両自体は、誰でも利用可能。ステッカーは縦35.5センチ、横40センチの四角形と、直径18センチの円形の2種類で「こどもの笑顔は、未来を変える」などのキャッチコピーに電車や街並みのイラストが添えられ、親しみやすいデザインとなっている。

 2021年5月に1カ月間限定で行った同様の取り組みが好評だったことから、常設化を決めたという。

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