JR東日本が古物オークション 日光駅看板、臨時用改札など15点

出品される日光駅の駅名標看板(JR東日本大宮支社提供)

 JR東日本大宮支社は、駅名標看板や車両番号ステッカーなど使わなくなった鉄道用品を専用のウェブサイトで販売する「鉄道古物オークション」を初めて開催する。入札期間は3日午前10時~6日午後10時で、最も高い金額を提示した人が購入できる。

 販売品は全15点。大金や日光など栃木県内5駅の駅名標看板や、107系や205系などの行き先表示幕をはじめ臨時用改札、座席背面テーブルといった幅広い種類の商品を用意した。いずれも実際に使われていた物で、駅のリニューアルや車両の引退などに伴い保管されていた。

 オークションはJR東日本が運営する電子商取引(EC)サイト「JRE MALL」で実施する。参加には会員登録が必要で、クレジットカードかJREポイントで支払う。受け取りは配送またはJR大宮駅周辺での引き渡しを予定している。

 担当者は「通常は販売しない物ばかり。貴重な機会なので、興味のある人はぜひ参加してほしい」と呼び掛けた。

出品される臨時用改札(JR東日本大宮支社提供)

© 株式会社下野新聞社