ハンドルを握るのは8歳の少女 殺し屋たちとカーチェイス 「ガンパウダー・ミルクシェイク」本編映像

3月18日より劇場公開される、カレン・ギラン主演のシスター・ハードボイルド・アクション映画「ガンパウダー・ミルクシェイク」から、本編映像が公開された。

公開された本編映像の舞台となるのは地下駐車場。真っ赤なポルシェのハンドルを握るのは8歳の少女エミリー(クロエ・コールマン)だ。エミリーは、殺し屋たちの策略により筋弛緩剤を打たれて両手を動かせなくなったサム(カレン・ギラン)のヒザの上に座り、ハンドルとギアを担当。アクセルとブレーキを操るサムと協力しながら、殺し屋たちとカーチェイスを繰り広げる。「リバースに入れて!」「左にハンドルを切って!」「ドライブ!」「また左!」と、サムの指示に従うエミリー。真っ赤なポルシェは、見事に追手の敵車の目をあざむいていく。

運転席、エミリーの手元、ボンネット、敵車の追走と、目まぐるしい視点の変化を編集でつないだ迫力あふれる映像となっている。カー・チェイスについてナヴォット・パプシャド監督は、「駐車場での追跡シーンは、『ブリット』や『フレンチ・コネクション』のような1970年代のカー・チェイス映画へのオマージュにしたいと思った」と語っている。

「ガンパウダー・ミルクシェイク」は、渦巻く硝煙の中に女たちの連帯と共闘を描いたシスター・ハードボイルド・アクション映画。主人公の殺し屋サムを演じるのは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズなどのカレン・ギラン。少女エミリー役をクロエ・コールマン、サムの母親スカーレット役をレナ・へディが務める。3人の図書館員たちは、「ジェラルドのゲーム」のカーラ・グギーノ、「ブラックパンサー」のアンジェラ・バセット、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のミシェル・ヨーが演じる。監督・脚本は、前作「オオカミは嘘をつく」をクエンティン・タランティーノ監督から「本年度最高傑作」と絶賛された、イスラエル出身のナヴォット・パプシャド。

【作品情報】
ガンパウダー・ミルクシェイク
2022年3月18日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
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