ロシアで映画公開一時中止!ウクライナ侵攻を受けて米ソニー、ワーナー、ディズニーが発表 Netflixも法規制に反発する動き

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映画配給会社の米ソニー・ピクチャーズは、ジャレッド・レト主演作『モービウス』のロシアでの映画公開を一時中止すると発表した。米ワーナー・ブラザーズ、米ディズニーもロシアでの最新作公開の一時中止を表明し、動画配信サービスのNetflixは、ロシア政府による法規制に反発する姿勢を見せている。

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ウクライナ侵攻を行うロシアに対して、英石油大手のシェルがロシアの全事業から撤退を表明し、米アップルもロシアでの全商品販売停止の動きを見せる中、映画業界にもロシアでのビジネスを見合わせる動きが広がりを見せている。

米ソニー・ピクチャーズは「ウクライナで進行中の軍事行動と、その結果として同地域で起きている人道的危機を考慮し、近日公開予定の『モービウス』のロシアでの劇場公開を一時停止する。私たちの思いと祈りは、影響を受けているすべての人々とともにあり、この危機が迅速に解決されることを願っている。」と声明を発表した。

米ワーナー・ブラザーズは「ウクライナの人道的危機を考慮して、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のロシアでの公開を一時停止する」と表明。米ディズニーは「ウクライナへのいわれのない侵攻と悲劇的な人道的危機を考慮し、ロシアでの映画の劇場公開を一時停止する」として、傘下の制作会社ピクサーの最新作『私ときどきレッサーパンダ』のロシアでの公開停止を発表した。

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC

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動画配信サービスのNetflixは、ロシア国営メディアをサービスに追加する計画はないと発表。ロシア政府は、10万人以上の契約者を有する動画配信サービスは、国営メディアのチャンネルを配信しなければならないという法律を制定しており、3月1日より施行された。Netflixは、ウクライナ侵攻を理由に「現在の状況を鑑みると、これらのチャンネルを当社のサービスに追加する予定はない」と表明している。

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米Twitterと、Facebookを運営するMetaも、ロシアのウクライナ侵攻に関する誤報を流布していると非難されていることから、ロシア政府の支援を受けた報道機関の情報掲載を制限する動きを見せており、国営メディアであるロシア・トゥデイ(RT)とスプートニク(Sputnik)のEU内でのアクセスを制限すると発表した。

『モービウス』は、2022年4月1日(金)日米同時公開。

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は、2022年3月11日(金)公開。

『私ときどきレッサーパンダ』は、2022年3月11日(金)ディズニープラスで独占配信開始。

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