全国の「城東中」がサミット 上越市立城東中生徒会役員が参加 学校・地域テーマに14校オンライン交流

 全国にある「城東中」がオンラインで交流する「全国城東中学校サミット」が2月28日に行われた。上越市立城東中(市川茂明校長)は、生徒会の新役員が学校や上越地域の魅力をまとめ、同じ校名で集まった中学生に発信した。

 城東中は全国に17校あり、静岡県掛川市立城東中(同校のみ読み方は「きとう」)がサミットを提案、今回は14校が参加した。市川校長は「校名の縁で全国の中学生と関われる絶好の機会。社会性やICTを使った情報収集を身に付けてほしい」と参加の狙いを話した。

 今回のテーマは学校や地域紹介。上越市立城東中は先に予定していた学校の機材トラブルで2番目に発表した。上杉謙信やスキー、学校に近い高田城址公園の桜など地元の見どころと、同校に引き継がれている「あいさつ・時間・身だしなみ」「あいて・じぶん」「みんな」という二つの「あじみ」を紹介。「コロナが収まったらぜひ桜を見に来てください」と呼び掛けた。

校名が同じ中学校とオンラインで交流する上越市立城東中の生徒会メンバー

 生徒会長の小松槍太君(2年)は「城東中が他にもあるとは思わなかった。みんな楽しそうに発表していると感じた。今回は生徒会中心だが、次回は学校全体で参加したい」と話した。第2回の日程は未定だが、高知市立城東中がホスト校を務めることが決まっている。

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