ロシアがウクライナに軍事侵攻!日本の政治家の反応は?!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

(本記事は3月1日収録・2日公開の動画の内容に基づいています)

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2022年3月1日に公開された動画のテーマは……ロシアのウクライナ侵攻に対する日本の政治家の反応は?

ゲストに元衆議院議員の豊田真由子氏をお招きし、日本の政治家の反応やウクライナ侵攻の背景について語っていただきました。

国民がこれから考えるべきこととは?

ロシアがウクライナ侵攻。日本の政治家の反応は?

2022年2月24日、ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始しました。

そのなかで日本の政治家はどのような反応を見せているのかピックアップしています。

それぞれの発言に対し、豊田氏は「与野党問わずウクライナ侵攻を許さないというのは共通している。そこに領土問題や経済など、各々の専門分野によって多少の違いが出ているのでは」とコメントしました。

憲法9条がTwitterのトレンド入り

ウクライナの現状と憲法9条を絡めた、共産党の志位委員長の発言が話題になりました。

Twitterでも「憲法9条」が一時トレンド入りしていました。

この議論に対して豊田氏は「論点がずれている。ウクライナをめぐって9条の議論をするのは意味がない」と指摘。

乙武氏も同意しつつ、「ネットの反応は冷めた印象。ロシアの侵攻に自分たちの主張をこじつけていると捉えている」とコメントしました。

ここから話は、プーチン氏がウクライナ侵攻に踏み切った背景に。

豊田氏は「今回の侵攻は絶対ダメだと思う」と述べた上で、「(ウクライナ侵攻は)プーチンとしてはいつかやりたくて仕方なかったこと」と分析。

プーチン氏はかつてKGBに所属し、東ドイツに滞在していた1989年にベルリンの壁が崩壊し、1991年にはソ連が崩壊する様子を目にしてきました。

その影響から、強いロシアの復活はプーチン氏の悲願であり、「本人が発表した論文からもそれが感じ取れる」と豊田氏は解説します。

そして現在の国際社会の状況は、ロシア側から見れば自国の一部だった国が、敵である西側諸国に流れており、「プーチンからすれば許しがたいこと」と続けました。

それらの背景を踏まえた上で、「元々の考え方が違う。西側諸国の論理や、真心に訴えるといった方法で解決できることではない」とまとめました。

それに関連して、過去に乙武氏は共産党の小池氏と「対話で戦争は防げるのか」というテーマで対談しています。

こちらもぜひご覧ください。

【関連動画】対話だけで戦争は防げるの?共産主義や社会主義だと労働意欲がそがれるのでは?|乙武洋匡が日本共産党 小池晃議員に聞く!#1

安倍晋三氏の「核シェアリング」発言

ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、安倍氏がテレビ番組で「核シェアリング(核共有)」について言及。

岸田氏は2月28日の参院予算委員会でこれを否定しました。

岸田氏は広島出身の首相で、外務大臣時代には当時のオバマ大統領の広島訪問に尽力するなど、核軍縮をライフワークとしている人物。

核共有の議論に関して、否定の立場をとるのは当然と言えます。

岸田氏は過去に乙武氏と対談し、核についての熱い想いを語っています。

こちらの動画もぜひご覧ください。

【関連動画】次の総裁選はどうします?なんで総理になりたいんですか?|乙武洋匡が岸田文雄議員に聞く!#3

豊田氏は「核のことはとても大きな論点であり、簡単には決められない」とした上で「国を守るということは絶対に必要。その点で同盟関係が非常に重要」と続けます。

ウクライナはアメリカ・欧州といずれも同盟国でないゆえに、得られる援助は武器供与にとどまっているのが現状です。

それを踏まえて「日本が国と国民を守るために同盟は必要。同盟があれば他国が助けに来てくれる」と豊田氏。

「そういうリアリティをもって命や国を守ることを考えないといけない」とまとめました。

動画本編はこちら!

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