河井事件で「起訴相当」広島市議 被買収の認識を否定

河井元法務大臣から現金を受け取り検察審査会から起訴相当と議決された広島市議5人が会見を開き、被買収の認識はなかったと主張しました。

会見を開いたのは現金70万円を受け取ったとされる藤田博之議員ら広島市議会議員5人です。

5人は検察の取り調べでも当初被買収の認識はなかったと主張していましたが、検察官から「河井元法務大臣の処罰が目的で地方議員は続けてもらいたい」と言われ最終的には調書にサインしてしまったと話しました。

藤田博之議員「選挙違反については全くその意識は持っていません。推薦の電話をしたことはありません。全くあの人(河井案里元議員)との選挙関係はありません」

広島市議会では13人の議員が起訴相当と議決され、そのうち2人がすでに辞職しています。

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