主演・嵐莉菜×出演・奥平大兼×「分福」川和田恵真監督の映画『マイスモールランド』が5月6日公開、ROTH BART BARONによるサントラのリリースが決定!

世界三大映画祭のひとつである第72回ベルリン国際映画祭の全部門の作品から選ばれるアムネスティ国際映画賞の特別表彰に輝いた『マイスモールランド』。 このたび、川和田恵真監督による商業デビュー作のノベライズ化が決定[出版社:講談社 / 定価:1,650円(税込)]。 そして、ポカリスエットCMでのA_o(エーオー)としての活動や、最新作『無限のHAKU』も話題のROTH BART BARONによるオリジナル・サウンドトラックのリリースも決定した。 『マイスモールランド』は、是枝裕和監督が率いる映像制作者集団「分福」の気鋭の新人監督・川和田恵真監督の商業映画デビュー作。 在日クルド人の少女が、在留資格を失ったことをきっかけに、理不尽な社会と向き合いながら、自分の居場所を探し成長していく姿を描く。 5カ国のマルチルーツを持ち、viviの専属モデルとしても活躍する主演の嵐莉菜が、在日クルド人の高校生・サーリャを演じ、サーリャが心を開く少年・聡太を注目の若手俳優・奥平大兼が演じている。 本作は、企画段階からサポートした是枝裕和監督の『誰も知らない』(2004)の系譜に連なる作品でありながら、イギリス人の父と日本人の母を持つ川和田恵真監督によるリアルな感性から生まれた作品。多様なルーツの子どもたちが活躍するこれからの時代を象徴するような、世界中で起こりうる、普遍的な物語となっていることが評価され、アムネスティ国際映画賞の特別表彰という栄誉を受けた。 小説版は、川和田監督自身が書き下ろし、映画『マイスモールランド』から生まれた、もう一つの物語が展開する。 小説版について川和田監督は、

「今回、小説の執筆に挑戦させていただきました。これまでやってきたキャストやスタッフとの共同作業で表現する映画制作とは大きく違い、文章を紡ぐことはとても孤独な闘いでした。編集者さんに粘り強く支えていただき、書き上げることが出来ました。映画で描かれていない、主人公の家族が日本にやってきた時のことなども小説にはあります。映画と合わせて読んで頂けますと、より一層、日本に暮らすクルド人のこと、そして、海外にルーツを持つ人の一面を知っていただけるかと思います」

とコメント。

そして、『マイスモールランド』で初の映画音楽を担当したROTH BARTBARONは、主題歌「N e w M o r n i n g」を含む14曲の楽曲からなるオリジナル・サウンドトラックをリリース。 川和田監督の劇伴音楽制作への熱いオファーに応えるべく進んだレコーディングは、オリジナル・アルバム同様、音楽集団としてのポテンシャルの高さを存分に発揮し、美しい映像と登場人物の繊細な心情を描いた本作に寄り添うROTH BART BARON らしい音楽作品になっている。ROTH BART BARONのインスト作品を待ち望んでいた多くのファンはもちろん、サウンドトラック、ポスト・クラシカルを愛する人々など、多くのリスナーに届く音楽作品が完成した。ノベライズとサウンドトラックは共に、4月27日発売予定。 映画『マイスモールランド』は、5月6日より全国公開される。

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