CLT建築の実証事業を募集 普及性・先駆性高い事業に助成

木構造振興(東京都港区)と日本住宅・木材技術センター(東京都江東区)は2月28日から、林野庁補助事業「CLT建築実証事業」の募集を開始した。CLTを活用した普及性や先駆性が高い建築物の設計・建築、部材の性能の実証等が対象。事業規模は助成額(国庫補助金額)全体で約4億9400万円を予定しており、採択数は24件程度を目安としている。

応募者は、建築主等と、事業進行における課題解決のために設置する「協議会」運営者の連名とすること。実証する項目は「協議会」で検討する。また、主要用途が一戸建ての住宅の場合は公募に参加できない。

応募書類の受付は 3月29日(火)13時まで(必着)。提案事業は、外部の有識者による「CLT活用建築物等実証事業検討委員会」で審査する。選定された実証事業には、建築費等の事業経費の3/10または1/2を上限に助成。さらに、「協議会」の運営費の定額を助成する。

詳細は、日本住宅・木材技術センターHPの募集要領参照。

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