ANA、成田〜ブリュッセル線を中央アジア経由で運航 4日も欧州線の多くが欠航

全日本空輸(ANA)は、あす3月4日にもヨーロッパ路線の多くの路線を欠航する。

欠航となるのは、東京/羽田〜ロンドン・パリ・フランクフルト線の3路線8便。いずれも旅客便で、貨物便は含まれない。約360人が影響を受ける。

ワクチン輸送などのため、東京/成田〜ブリュッセル線のみ、各国の上空通過の了承を前提に、中央アジア経由で運航する。ブリュッセル発は貨物便となる。当初、新型コロナウイルスの影響で、東京/成田〜ブリュッセル線の旅客便は運休する予定だった。東京/成田発のNH237便は午前9時5分に出発し、ブリュッセルには同日の午後5時5分に到着する見通し。所要時間は16時間。

3月4日以降に運航するヨーロッパ路線は、通常の迂回ルートを飛行することから、通常より飛行時間が長くなり、出発・到着時間の変更や遅延が発生する可能性があるとしている。

きょう3日には、東京/羽田〜フランクフルト線の旅客便2便と貨物便6便を合わせた8便を欠航としていた。

■ダイヤ

NH237 東京/成田(09:05)〜ブリュッセル(17:05)/3月4日

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