ヒラメ、アナゴ、シラウオなどに舌鼓 福島の海の幸を乗せた巨大キッチンカーが首都圏7カ所に出動 

福島の海の幸を使った絶品魚介料理が味わえる「発見!ふくしまお魚まつり巨大キッチンカーキャラバン in ジャパン フィッシャーマンズフェスティバル」(発見!ふくしまお魚まつり実行委員会主催)が3月3日から6日までの4日間、横浜赤レンガ倉庫など出店会場7カ所で開催される。

販売メニューの「発見!ふくしま海鮮丼」は全部で5種類。最も豪華な「全部盛りメガ」(税込2000円)は、プリプリ食感で甘みの濃いヒラメ、良質な脂がのったアナゴの他にシラウオ、ネギトロ、メイプルサーモン、イクラを福島県のブランド米「天のつぶ」の上にのせたぜいたくな一品。親潮と黒潮がぶつかる日本有数の漁場・福島県沖で獲れた魚介類「常磐もの」から厳選して調達された。

ヒラメ、アナゴ、シラウオ、イクラ、ネギトロ、メイプルサーモンがのった豪華海鮮丼「全部盛りメガ」(2000円)
「全部盛り普通」(1200円)

3日朝に行われた「巨大キッチンカー出陣式」には、新妻秀規復興副大臣が出席。11年前の東日本大震災の影響で、福島県沖での水揚げ量が震災前の2割程度となったことを明かし、今イベントが同県の漁業・水産業の応援につながるよう期待を寄せた。出陣式後に行われた試食会では、「シラウオ、ネギトロ、イクラ三色盛り」(税込800円)に箸が止まらず「いくらでも食べられます」と舌鼓を打った。

試食会で笑顔を見せる新妻復興副大臣

新型コロナウイルス感染拡大に伴い「イベントに来てもらうのが難しいのなら、こちらからお届けしよう」というコンセプトのもと同イベントが企画された。3トントラックを改造した巨大キッチンカー「発見!ふくしま丸」3台が首都圏各所に向かい、海鮮丼を届ける。

3、4日には大手町「TOKYO TORCH Park」「東京サンケイビル前広場」、渋谷「渋谷ストリーム」。5、6日は江東区有明「有明ガーデン」、日野市・多摩平「イオンモール多摩平の森」。横浜地区では5日「クイーンズスクエア横浜」、6日「横浜赤レンガ倉庫」に出店予定だ。

テープカットに備える新妻復興副大臣(右から2)
巨大キッチンカー「発見!ふくしま丸」

(よろず~ニュース・松田 和城)

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