のどかな風景広がる無料キャンプスポット! 神奈川県『八菅橋河川敷』を徹底レビュー

キャンプ場を予約していないけれど急に休みが取れたときには、予約なしで気軽に行けるキャンプスポットが便利ですよね。今回ご紹介するのは、神奈川県の無料キャンプスポットである『八菅橋河川敷』です。八菅橋河川敷は「かながわのまちなみ100選」や「新日本歩く道紀行ふるさとの道」などにも選ばれている、のどかな風景の中でキャンプができる場所。そんな八菅橋河川敷のおすすめポイントや周辺の店舗情報など、魅力をたっぷりとお伝えします!

神奈川の無料キャンプスポット『八菅橋河川敷』の概要をチェック! アクセスや周辺のスーパーなど

まずは、八菅橋(はすげばし)河川敷の概要についてお伝えします。アクセスや混雑状況、周辺のスーパーの情報などをチェックしていきましょう!

八菅橋河川敷の基本情報について

筆者撮影

八菅橋河川敷は、神奈川県愛甲郡愛川町にある中津川沿いの河川敷。のどかな雰囲気が特徴の、無料キャンプスポットです。

車で向かう場合、圏央道圏央厚木I.C.または相模原愛川I.C.から約20分と、アクセス良好な立地です。

ただし、八菅橋を西側から渡って河川敷へ向かう場合、橋を渡り切った場所は右折禁止となっていて、河川敷に下りられません。

少し遠回りにはなってしまいますが、橋を渡ったら左折し、中津大橋の下をくぐって河川敷へ向かいましょう。

近隣のホームセンター・スーパーについて

筆者撮影

八菅橋から車で5分圏内には『マルエツ中津店』や『セブンイレブン愛川中津西店』など、スーパーやコンビニが豊富。急な買い出しが必要になっても安心ですね!

▼マルエツ中津店

▼セブンイレブン愛川中津西店

また、八菅橋河川敷から車で10分ほどの場所には『DCMくろがねや愛川店』というホームセンターがあります。

DCMくろがねや愛川店は、薪や炭、網やバーベキューコンロなど、キャンプやバーベキューグッズの品ぞろえが豊富。

薪や炭の買い足しなど、すぐに対応できますよ。

▼DCMくろがねや愛川店

緊急事態宣言中は河川敷への出入りは禁止

筆者撮影

2022年2月現在、八菅橋河川敷への車の乗り入れは可能です。

しかし、緊急事態宣言中は、河川敷への出入りが禁止となっていました。今後の感染状況次第では、再度出入りが禁止となる場合があるかもしれません。

神奈川県のホームページに詳細が掲載されていますので、八菅橋河川敷に向かう前に確認しておきましょう。

中津川沿いでキャンプやバーベキューを楽しめる! 『八菅橋河川敷』の特徴をチェック

八菅橋河川敷は、大きく分けて橋より上流と下流にサイトを設営できます。

ここからは、八菅橋河川敷の特徴をご紹介。河川敷の特徴や周辺のトイレの情報について、詳しくお伝えしていきます。

八菅橋より上流は落ち着いた雰囲気

筆者撮影

八菅橋より上流の河川敷は、河川敷へ下りる道路から少し離れた場所にあります。そのため、車の出入りが少なく少し落ち着いた雰囲気。

また、上流のスペースでは川のすぐそばにサイトを設営できるのが特徴で、川を眺めながらのんびりしたい人におすすめのスペースです。

河川敷へ下りる道路からは少し離れますが、堤防には道路へつながる階段が設置されています。後述する「八菅山いこいの森」のトイレを利用する場合でも、スムーズに移動できますよ。

八菅橋より下流は広々スペース

筆者撮影

八菅橋より下流の河川敷は、上流と比べると広々としています。ファミリーキャンプやグループでのキャンプなど、スペースを広く取りたい人におすすめです。

下流のスペースでも川沿いにサイトを設営できますが、ハイシーズンや土日祝日には早い時間帯に場所が埋まってしまうことも。

川沿いのスペースを確保したい場合は、早めに場所取りを行うことをおすすめします。

近隣のトイレは2か所

筆者撮影

八菅橋河川敷には、簡易トイレが設置されています。愛川町観光キャラクターの「あいちゃん」が描かれているため、すぐにわかりますよ。

ただし、簡易トイレはやや清潔感が乏しい印象。念のため手指消毒液やトイレットペーパーなどを持参しておくことをおすすめします。

また、橋を渡った先の「八菅山いこいの森」の入り口にも公衆トイレが設置されています。

筆者撮影

2~3分ほど歩く必要がありますが、河川敷のトイレと比べると清潔感があります。トイレの個数も多いため、使いやすい印象を受けました。

八菅橋河川敷に到着したら、両方のトイレをチェックしておくことをおすすめします。

『八菅橋河川敷』のおすすめポイント! のどかな風景の中でのんびりキャンプを満喫できる

ここからは、筆者が実際に利用してわかったおすすめポイントをご紹介します。八菅橋河川敷には、無料だけではない魅力もありますよ!

八菅橋河川敷のおすすめポイント【1】のどかな風景

筆者撮影

八菅橋河川敷のおすすめポイントの1つ目は、のどかな風景に囲まれていることです。

「かながわのまちなみ100選」や「新日本歩く道紀行ふるさとの道」にも選ばれるなどしている八菅橋河川敷の周辺は、ふるさとの景色を思い出させてくれる穏やかさ。

都会的な場所が多い神奈川では少し貴重な、自然に囲まれてのんびりした時間を過ごせる場所です。

八菅橋河川敷でのキャンプとあわせて、周辺を散歩してみるのもおすすめですよ。

八菅橋河川敷のおすすめポイント【2】チェックイン・チェックアウトがない

筆者撮影

八菅橋河川敷は、自由に出入りができるキャンプスポット。

チェックイン・チェックアウト時間があると慌ただしくなってしまうことも多いので、時間を気にする必要がないのは魅力的ですよね。

混雑する時間を避けて向かったり、夕方過ぎから焚き火をするためだけに行ったりと、楽しみ方は自由です。

ただし、夜遅くに大きな声で会話をしたり、車のエンジンをかけっぱなしにしたりするのはマナー違反。

キャンプ場のように管理された場所ではないため、普段よりもマナーを意識した行動をとるようにしましょう。

八菅橋河川敷のおすすめポイント【3】近くに釣り堀

筆者撮影

八菅橋河川敷のすぐそばには、「八菅ヘラ釣り場」があります。

八菅ヘラ釣り場は、八菅橋河川敷から徒歩5分ほどで到着できるスポット。筆者がキャンプをした日は平日でしたが、多くの人が釣りに興じていました。

釣り好きの人は、キャンプサイトの設営が終わったら、気分転換に釣りを楽しむのも良さそうですね!

▼八菅ヘラ釣り場

キャンプをする前に要チェック! 八菅橋河川敷利用時の注意点

八菅橋河川敷には魅力がたっぷりある一方で、利用時にはいくつか注意しなければならないポイントも。

ここでは、実際に利用してみてわかった、八菅橋河川敷利用時の注意点をお伝えします。八菅橋河川敷でのキャンプを予定している人は、事前にチェックしておきましょう!

八菅橋河川敷利用時の注意点【1】焚き火は直火禁止

筆者撮影

八菅橋河川敷では、直火での焚き火は禁止されています。

直火禁止の看板は、河川敷へつながる坂道を降りたところに掲示されています。ちなみに、八菅橋河川敷だけでなく、神奈川県の河川敷は基本的に直火禁止となっているので注意しましょう。

八菅橋河川敷で焚き火をする場合は、必ず焚き火台を用意してくださいね。

八菅橋河川敷利用時の注意点【2】地面は固い場所が多い

筆者撮影

八菅橋河川敷の地面は硬く、多くの石が転がっています。

強度が低いペグを使用すると破損してしまう可能性もあるため、テントやタープを設営する場合は、鍛造ペグを持っておくと安心です。

鍛造ペグは重く頑丈で、河原のように地面が固い場所で大活躍するペグ。八菅橋河川敷に限らず、地面が硬い場所でキャンプをすることが多い人にはおすすめです。

八菅橋河川敷利用時の注意点【3】ゴミは持ち帰り

筆者撮影

八菅橋河川敷の周囲にはゴミ箱は設置されていないので、ゴミは持ち帰る必要があります。

ただ、河川敷を歩いていると、食品の包装紙やバーベキューで使用したあとの網などのゴミを見かけることも。ルールやマナーを守らない人がいると、八菅橋河川敷のような無料のキャンプスポットは維持が難しくなってしまう場合が多いです。

無料で使える場所を維持するためにも、八菅橋河川敷を利用するときには必ずゴミを持ち帰るようにしましょう。

のどかな風景広がるおすすめ無料キャンプスポット! 神奈川県『八菅橋河川敷』で癒されキャンプ

筆者撮影

今回は、八菅橋河川敷をご紹介しました。

八菅橋河川敷は、ふるさとの風景が広がる、穏やかな雰囲気の無料キャンプスポット。高速道路からアクセスしやすい立地なので、手軽に利用しやすい場所です。

今回の記事を参考に、次回のキャンプの候補地にぜひ入れてみてくださいね。

八菅橋河川敷の施設情報

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