東北新幹線で乗車方法を注意された車掌を殴った疑い 岩手県の男(23)を現行犯逮捕

3日朝、盛岡から東京に向かう東北新幹線の車内で、乗客が車掌を殴り福島駅に緊急停止しました。警察は、傷害の疑いで、岩手県の男(23)を現行犯逮捕しました。

警察によりますと午前7時半ごろ、白石蔵王と福島の間を走行中のはやぶさ102号の車内で、巡回中の車掌が乗客に顔を殴られけがをし、列車が福島駅に緊急停止しました。 警察は、傷害の疑いで岩手県の男(23)を現行犯逮捕しました。

男は乗車方法を巡り車掌に注意され、その後、殴ったということです。

車掌は病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。

JR東日本によりますと、はやぶさ102号は福島駅で運転を取りやめ、乗客は後続のはやぶさ4号に乗り換えました。

列車は最大23分遅れ、乗客約360人に影響が出ました。

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