妙高市立新井あおぞら保育園の園舎が完成し、2月26日、同園で竣工(しゅんこう)式が行われた。
同園は少子化を受け、市立3保育園(第三、斐太南、矢代)を統合するもので、4月に開園する。
総工費約8億円の園舎は2階建てで、延べ床面積2293平方メートル。保育機能を年齢に応じて分けることから、1階に0~2歳児、2階に3~5歳児の保育室を配置した。屋上と地上の園庭をスロープでつないだことも特徴となっている。
竣工式は約20人が出席して行われ、入村明市長は「将来を見据え、市の中心に拠点をつくった。青空に羽ばたいていくように施策を続けていく」とあいさつした。
園の名称は公募を行って審査で決まった経緯がある。応募した名称が採用され、式典で表彰された金子弥土理さんは「明るくて広い」と園舎の印象を語り、「末永く愛される保育園になってほしい」と話した。
所在地は同市白山町。新井小の隣に位置する。定員180人。