ペイホークがライトスピード・ベンチャー・パートナーズ主導のラウンドで1億ドルを調達し、ブルガリア初のユニコーン企業に成長、企業価値は10億ドル

  • 今回の追加資金調達により、ペイホークのシリーズBラウンドが2億1500万ドルに拡大。これはペイホークのシリーズBの第一弾からわずか3カ月後のことで、中東欧のB2B企業として2番目に大規模なシリーズBとなった。
  • ライトスピード・ベンチャー・パートナーズが主導するラウンドで1億ドルの追加資金を調達し、評価額が10億ドルに。その結果、ペイホークはブルガリア初のユニコーン企業となった。
  • 2021年11月の前回ラウンドでは5億7000万ドルの評価額だったが、年換算の経常収益を四半期ごとに倍増させ続けた結果、評価額が10億ドルに到達。
  • 今回のラウンドにはスプリンツ・キャピタル、エンデバー・カタリスト、ハブスポット・ベンチャーズ、ジグソウVCが新たに参加。グリーンオークス、QEDパートナーズ、アーリーバード・デジタル・イーストを含む既存の投資家もすべて参加している。
  • 2022年の新たな市場浸透に向け、製品チームのさらなる成長、クラス最高のエンタープライズ機能の構築に向けた取り組みの強化、営業・マーケティングチームの拡充に今回得た資金を充当する予定。

ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ロンドン、ソフィア、ベルリン、バルセロナにオフィスを構える決済および経費ソリューションのペイホークは、この度1億ドルを追加調達し、シリーズBラウンドを2億1500万ドルに拡大しました。この拡大により同社の評価額は10億ドルとなり、ペイホークはブルガリアの企業として初めてユニコーン企業の地位を獲得したことになります。当社はブルガリアのスタートアップ・エコシステムの道を切り開き、市場のトップ1%の人材を引きつけ、維持し続ける計画です。

同ファンドの拡大を主導したライトスピード・ベンチャー・パートナーズは、105億ドル以上の運用実績を持ち、アファーム、グラファナ、Faire、FTX、ペルソニオ、スナップといった企業に投資実績のある世界有数のベンチャーキャピタルです。スプリンツ・キャピタル、エンデバー・カタリスト、ハブスポット・ベンチャーズ、ジグソウVCも、このラウンドに参加しています。

今回の追加資金は、ペイホークが2021年11月にシリーズBの最初のトランシェである1億1500万ドルの資金調達を発表してからわずか3カ月、また2021年4月にシリーズAラウンドの2000万ドルを調達してから1年経たないうちに実現したものです。今回の追加資金調達により、ペイホークは中堅企業市場におけるプレゼンスを積極的に拡大し、野心的なグローバル展開計画を継続するために必要な資金力を手に入れました。

現在、カード、支払い、請求書、経費管理のためのツールは複数存在し、それぞれが切り離されているため、財務部は依然として相当量の手作業を余儀なくされています。ペイホークはこれらの重要な要素を単一のプラットフォームに統合することで、作業を軽減します。また、当社はカード決済に対する3%のキャッシュバック(サブスクリプションの全額が上限)を業界として初めて提供しており、お客さまはエンタープライズ・グレードのソフトウェアのメリットを得ながら、サブスクリプションコストをゼロにすることができます。

ペイホークは、大規模な中小企業やエンタープライズ顧客、特に多国籍企業のためのプラットフォームとして勢力を増しており、さまざまな業界、通貨、支払方法にわたって30カ国の企業にサービスを提供しています。

今回の新たな資金は、ペイホークの製品チームをさらに成長させるべく、市場の上位1%に属するソフィアのシニアソフトウェア・エンジニアを60人採用するために使用されます。出張が再び再開されることを考慮して、マイレージのトラッキングや日当にまつわる新機能など、顧客の高まる需要に応えられるよう目指しています。その他、オラクルネット・スイートとの統合、サブスクリプション管理、バジェットなどの企業顧客向けの既存機能も今後拡張される予定です。

シリーズBの資金流入の勢いに乗り、ペイホークは3月にアムステルダムとパリに、9月にはニューヨークにオフィスを開設する予定です。また、ペイホークの従業員数は今年末までに100人から300人以上へと3倍に増える予定で、またこの追加資金により、さらなる市場拡大のために新たに営業とマーケティングを推進していく予定です。

ライトスピード・ベンチャー・パートナーズのパートナーであるArsham Memarzadehは次のように述べています。

「ペイホークは単なる支出管理ソフトウェアではありません。同社は財務部にとって、企業資金の支出、追跡、処理、予算編成に必要な、これまでバラバラだったシステムを統合するためのワンストップ・ショップです。1年以上にわたって同社と親しんできた私たちは、4年未満で市場で最も包括的なソリューションを構築したその製品開発のスピードに圧倒されています。」

ペイホークの最高経営責任者(CEO)で創業者のHristo Borisovは、次のように述べています。

「大きな市場で大きな問題に取り組めば、大きな会社を作ることができると、私たちは常に信じていました。この大きなチャンスこそが、今日も私たちの成長と野心の原動力となっています。企業の支払いに携わる従業員は皆、もっと良い方法があるはずだと感じているにもかかわらず、筋金入りのエンジニアリングのバックグラウンドを持つ強力な製品チームが、この大きな問題に対して取り組んだことは一度もありません。これこそがペイホークが市場にもたらすものです。」

「ブルガリア初のユニコーン企業になったという事実は、過去3年半のチームの努力と回復力に対する大きな証しです。まだ旅の始まりに過ぎませんが、今後も企業の支払い管理方法を改革し続けていくことを楽しみにしています。」

ペイホークについて

ペイホークは、経費管理、決済、請求書管理を1つのソリューションに結び付け、財務チームのためのワンストップ・ショップとして機能する金融プラットフォームです。当社の顧客には、ルクスエア、ロット24、バイキング・ライフ、Gtmhub、フリンク、MacPaw、バイ・マイルズなどの急成長する多国籍企業と成熟した多国籍企業が含まれます。ペイホークはまた、企業のデジタル変革アジェンダを主導しており、たとえばドイツのA.T.Uでは、当社の製品により550店を超える支店で、現金が法人カードに置き換えられました。ペイホークはロンドンに本社を置くフィンテックであり、2018年にHristo Borisov、Boyko Karadzhovによって創立され、後にKonstantin Dzhengozovが加わりました。当社はグリーンオークス、QEDインベスターズ、アーリーバード・デジタル・イースト、イレブン・ベンチャーズといった著名な投資家にサポートされています。

同ラウンドは1億1200万ドルとして発表され、2021年11月に300万ドルが追加されています

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