【新日本】元“NO LIMIT”対決は裕二郎がだまし討ちをするも内藤が返り討ち<NEW JAPAN CUP 2022>

新日本プロレスは3月2日(水)、東京・日本武道館で『NEW JAPAN CUP 2022』開幕戦を開催。

『NEW JAPAN CUP 2022』
日時:2022年3月2日(水) 16:30開場 18:00開始
会場:東京・日本武道館
観衆:2,007人

今回の『NEW JAPAN CUP 2022』はヘビーとジュニア、そしてヤングライオンも入り混じり48名(飯伏と天山は欠場)が参加する史上最多人数となった。

まさに新日本プロレス春のNo.1戦士を決定するトーナメントとなった。

普段では見れない様なヘビーとジュニアのシングル対決などはまさにこの『NEW JAPAN CUP 2022』ならでは。

今大会のセミでは『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦として、内藤哲也と高橋裕二郎が対戦。

かつては“NO LIMIT”として活動した二人であったが、今は敵同士となって2014年の『G1』公式戦以来となる一騎打ちとなった。

試合開始からクリーンファイトを見せる裕二郎は、HOUSE OF TORTUREのEVILとSHOが乱入してくると下がってくれと要求し、観客も拍手を送った。

しかし、これは内藤をだます作戦で合った。

急所攻撃をくらわすとニヤリと笑う裕二郎。

すかさず攻撃に入る裕二郎であったが、内藤がスキをついて急所蹴りで反撃し、ジャックナイフ式エビ固めで3カウント決着となった。

【試合結果】

▼第7試合 時間無制限1本勝負
『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦
内藤 哲也 〇
vs
高橋 裕二郎 ×
18分11秒 ジャックナイフ式エビ固め

※内藤が2回戦進出

試合後、EVILが内藤を襲うもこれを急所蹴りで撃退に成功。

HOUSE OF TORTUREを退けると内藤は解説席にいたライガーをリングに執拗に呼び込むと、しぶしぶライガーもリングイン。

勝利者である内藤がライガーに手を挙げるのを要請。

その要請に応えようとしたライガーの手を跳ね除け、リングから降りて行った。

怒ったイガーはパイプイスを手に取り怒りをあらわにした。

➡次ページ(試合後バックステージコメント)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

▼試合後バックステージコメント

内藤「すごく久々に今の高橋裕二郎を感じましたよ。若手時代を一緒に過ごし、一緒に海外遠征に出た、2年先輩の高橋裕二郎。当時は、彼の背中がすごく大きく感じてたよ。それがいつの間にか、小さく見えてしまい、そして視界に入らなくなってしまった。俺は今の高橋裕二郎を否定するつもりはない。だって、アレが今の高橋裕二郎なんでしょ? なら、自分の信じた道を突き進めばいいよ。そして、また俺の視界に入ってくればいいかな。アミゴ・パサード(昔の友達)。俺にとっては、外すことのできない人物なんでね。またシングルマッチで向かい合えるその日を、楽しみにしてるぜ。カブロン!」

裕二郎「(※股間を押さえ、苦しげに床に座り込む。隣ではPIETERが心配そうな顔)チクショー! あともう少しだったのによぉ。内藤、覚えてるか? 昔はよぉ、相手のこと一緒にベルトでぶん殴ったりよぉ、一緒に悪さしたよな。思い出せよ。内藤ちゃん、また一緒に、あ、来るか? HOUSE OF TORTUREに。また一緒によぉ、悪いことしようぜ! な!」

<写真提供:新日本プロレス>

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