コパ・デル・レイ準決勝２ndレグが３日に行われ、レアル・ベティスとラージョ・バジェカーノが激突した。
ベティス、開始早々の被弾から猛反撃！ 鮮やか逆転劇でコパ決勝進出に大手
先月初めに実施された１stレグでは敵地で開始早々に先制されるものの、怒涛の追い上げで逆転勝利を果たしたベティス。アドバンテージを持って臨んだ本拠地べニート・ビジャマリンでの２ndレグは、ハイプレスを仕掛けて相手の自由を奪う。対するラージョも積極的にインターセプトを狙いベティスをゴール前に進入させず、こう着状態が続きスコアレスで試合を折り返す。
緊迫した雰囲気で終盤までスコアが凍りつく中、このままでは敗退が決定するラージョが決定機を迎える。80分にペナルティエリア手前の中央からFKを獲得すると、べべが思い切りよく右足を振り抜きゴール右隅に突き刺さる。ほとんどの人々が延長戦を予想した今試合だったが、物語にはまだ続きがあった。後半アディショナルタイムに、ホアキン・サンチェスのスルーパスに抜け出したセルヒオ・カナレスがペナルティエリア左からクロスを渡すと、DFに当たったボールにボルハ・イグレシアスが反応。右足で押し込み、最終スコア3-2でベティスがラージョを上回り、バレンシアが待つ決勝にコマを進めた。
