「大麻」で検挙 過去最悪 広島

去年、県警が大麻事件で検挙した人の数が過去最悪となったことが分かりました。

一方、薬物事件の総検挙人数は前の年に比べ減っています。

県警によりますと去年1年間に薬物事件で検挙したのは198人で、前の年と比べて約6・6パーセント減少しました。

しかし、薬物使用の入り口となりやすい「大麻」で検挙した人数は、集計が残っている2001年以降最多の64人で、そのうち10代から20代までが7割を占めるということです。

県警は「若者がSNSなどで大麻を取引する事例が増えている。薬物に軽い気持ちで手を出さないように取り締まりを強化していく」としています。

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