横浜DeNAは4日、横浜スタジアムで出陣式と必勝祈願を行った。両イベントを同日に実施するのは球団初の試み。約2200人のファンが見守る中、三浦監督や2軍調整中の主将佐野、選手会長の今永らが今季の抱負を語った。
右腹斜筋の肉離れで離脱している佐野は「1日でも早くチームに合流して引っ張っていきたい。成績を残してリーグ優勝、日本一に導きたい」と強調。2月下旬からティー打撃を再開し、「強く振れてきている。開幕までに100パーセントの状態にしたい」と表情は明るかった。
一方、左前腕の炎症でノースロー調整が続いていた今永は、3月25日の開幕には間に合わないことが明らかになった。2日にキャッチボールを始めたばかりで、投球練習の予定も立っていないという。
「焦ることなくけがを直すことに専念し、リハビリを丁寧にやっていく。一歩一歩、着実に進んでいくことがメイン」と今永。三浦監督は「(1軍に)戻ってきたときには最後まで突っ走れるようにリハビリをしているところ」と語った。
出陣式には、クローザーを争う山崎や2年目の牧も参加。その後、横浜総鎮守の伊勢山皇大神宮から神職を招き、南場智子オーナーや首脳陣、1軍選手やスタッフが今季の必勝を祈願した。