巨人・岡本に〝刃牙魂〟注入 作者・板垣恵介から〝刃牙風岡本〟イラスト贈られ大感激

プロ野球巨人の岡本和真内野手が4日、都内の東京ドームシティ・ギャラリーアーモで「連載30周年記念 地上最強刃牙展ッ!in東京ドームシティ」(3月5日~4月17日)の開幕セレモニーに参加。作者の板垣恵介氏から自身のイラストパネルを贈られ感激した。

巨人の主砲の笑顔がさらに大きくなった。イベントでパネルを贈られ「すごいですね。玄関に入ってすぐ、目立つところに置きたいな」と喜んだ。その後、サプライズで登壇した板垣氏に感謝を述べ、「隅々まで楽しめる。興奮しすぎて、ここでケンカしないよう気をつけながら楽しんでほしいです」と展覧会の魅力を語った。

同作は奈良・智弁学園時代、陸上部だった級友の紹介で読み始めた。「どハマりして、もう何周も(読み直し)しています」と影響を受けた。究極の肉体を誇るジャック・ハンマーがお気に入りのキャラクターに挙げ「もともと細かった体をストイックにトレーニングしてあそこまで大きくなった。あのストイックさは僕にはないので、すごいと思います」と語った。一緒に登壇したK―1看板格闘家の武尊には「ちょっと裏でボディー殴ってほしいと言われて、殴ったんですけど、はね返されましたよ」と苦笑いで肉体の屈強さを明かされていた。また、主人公・範馬刃牙の打順を問われると「足が速いので1番かな」と答えていた。

1991年から「週刊少年チャンピオン」で連載中の板垣氏による漫画原稿とカラー原画約180点と、ジオラマやフィギュアが並ぶファン注目の展覧会。板垣氏は「印刷とは違いますから、生々しい下描きの跡もあるので楽しんでほしい」と魅力を説明。3月18日のオープン戦・巨人対ロッテ戦の始球式に登場予定で現在練習中といい「ワンバウンドはしたくないですね。でも室伏さんとかとは違いますから」と、始球式で剛速球を披露した五輪金メダリスト・室伏広治氏を引き合いに、過度な期待をけん制することも忘れなかった。イベントには人気コスプレイヤーのえなこ、お笑いコンビのアルコ&ピースも参加した。

イラストを挟んで板垣恵介さん(左)と岡本和真=都内
イベントに参加した(左から)アルコ&ピースの平子祐希と酒井健太、板垣恵介さん、えなこ、武尊、岡本和真=都内
「連載30周年記念 地上最強刃牙展ッ!in東京ドームシティ」より
「連載30周年記念 地上最強刃牙展ッ!in東京ドームシティ」より

(よろず~ニュース・山本 鋼平)

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