介護の義母殺害の罪 起訴内容認める 大分

 

 介護する義理の母親を 殺害した罪に 問われている 別府市の女の 裁判員裁判が 始まりました。 女は起訴内容を 全面的に認めました。起訴状によりますと、別府市の無職、 森容子被告(54)は 2021年10月、 同居する義理の母 、幸代さん(当時78歳)の 胸などを 包丁で複数回刺して 殺害した罪に 問われています。 犯行のあと森被告は 自ら110番通報したと いうことです。 4日の初公判で、森被告は 「間違いありません」と 起訴内容を 全面的に認めました。 検察側は冒頭陳述で 「強固な殺意に基づく 執拗かつ 残忍な犯行」と 指摘しました。一方弁護側は、 「介護をする中で 将来に不安を感じ、 精神的・肉体的に 追い込まれていた」と 主張しました。 争点は量刑で、判決は3月11日に 言い渡されます。

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