DeNAドラ4三浦銀二「名に恥じない投球を」 監督と同姓、初先発へ意気盛ん

5日に初めて先発する三浦=横浜(立石 祐志写す)

 昨季のパ・リーグ王者に持てる力を全てぶつける。横浜DeNAのドラフト4位ルーキー、三浦銀二(法大)が5日のオリックス戦で初先発することが決まった。監督と同姓の右腕は「三浦の名に恥じないピッチングができれば」と意気盛んだ。

 2月26日の日本ハム戦では六回に3番手で登板。140キロ台後半の直球を主体に、1回を無安打に抑えた。1軍での春季キャンプを完走し、横浜に戻ってから三浦監督に先発起用を告げられた。

 「想定はしていなかったが、先発でやりたいと思っていた。緊張はしている」。4日の練習ではキャッチボールやダッシュなどで汗を流した。

 オリックスは昨シーズンのリーグMVPや沢村賞など9冠に輝いた山本が先発予定だ。「球界を代表するすごいピッチャー。歩幅やマウンドをどう使うか。イニング間に確認しながら自分の力を発揮できるようにしたい」と三浦。指揮官は「長いイニングを投げるときに、どうなるかを確認したい」と適性を見極めるつもりだ。

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