業務上過失傷害疑い捜査 旭化成関連工場爆発

 延岡市水尻町の旭化成グループ会社「カヤク・ジャパン」東海工場の爆発事故で、県警捜査1課と延岡署は4日、市消防本部と合同で現場検証を始めた。業務上過失傷害の疑いで捜査を進める。
 4日は午前8時ごろ、警察や消防の車両が、工場の敷地に入った。工場関係者の立ち会いの下、警察約20人、消防3人が敷地内に残っている建屋の損傷具合や飛散物の状況などを確認した。5日以降も検証を続け、県警は今後、火薬が適切に取り扱われていたかや、作業工程に誤りがなかったかなどを慎重に調べる。

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