プロ野球、埼玉西武ライオンズに入り、プロのスタートを切っている上越市出身の滝澤夏央選手(18)が5日、3年間学び活動した関根学園高の卒業式に出席、仲間や恩師から激励を受け、決意を新たにした。
同期217人と一緒に卒業式に出席した。式終了後「(平成26年夏の県大会準優勝を見て)関根学園に憧れて、入学してきた。(プロ入りの)夢をかなえることができ、関根学園には感謝の気持ちでいっぱい」と思いを込めて話した。
◇大好きな野球に専念「必死に」
1月の新人合同自主トレから2月の春季キャンプに参加。今月1日には1軍メンバーが多いA班の練習に1日参加した。「2軍でもすごいと思っていたのに、1軍は個々のレベルが違う」と話しつつも、「いい経験になった。自分もこの舞台で活躍するんだという気持ちになった」と奮い立つ大きな糧となった。
約2カ月ぶりに上越に帰り、恩師や仲間、クラスメートらと再会し、談笑したり、写真を撮ったりして、リラックスした時間を過ごした。「地元のみんなが応援してくれているから、より一層頑張ろうと思った。大好きな野球を仕事にできるのは幸せなこと。野球だけに専念し、1年目から支配下登録を取るつもりで必死に頑張りたい」と話した。