岡本圭司が北京パラリンピックスノーボードクロスに出場!NO MATTER BOARD元MCが大怪我を乗り越えて

HTBが送るスノーボード番組『NO MATTER BOARD』。このMCを務めた岡本圭司が北京パラリンピック「スノーボードクロス」に出場!

大怪我を乗り越えて。またスノーボードをする事を信じた日々

『NO MATTER BOARD』2013-14年シーズンからMCを務めた岡本圭司。その2015年、映像作品撮影中の事故で大怪我を負い、自ら歩くことができない状況に。

その報を受けた彼が所属する『HYWOD』メンバーをはじめ、その功績はもちろんのこと、その滑りにこめられたスタイルや持ち前の明るさを知る多くのスノーボーダーは彼の復帰を信じて【RIDE FOR KEIJI】のメッセージを胸に滑り続けました。

当初は車椅子が欠かせなくなると言われたものの、必死のリハビリを続け、一年のうちに自ら歩くことができるように。

スノーボードで得た経験と仲間が支えに。

「スノーボードで養ったものを使ってもし復帰できたら、スノーボードすげえってなるやん。」

「もし歩けるようになったら、それを見てくれているNO MATTER BOARDファンや同じ下半身麻痺の人も力付けられるとおもうから。」

と語った岡本圭司。

自分が向き合ってきたスノーボードと、そこで得た仲間を支えに前向きに努力することはもちろん、その姿勢で多くの人にポジティブな気持ちを届けようとするのが彼らしさ。その姿を見つめてきた仲間も支えとなり、ついに仲間達と再び活動ができるように。

【RIDE FOR KEIJI】からついに【RIDE WITH KEIJI】へ。

そしてついに迎えた、怪我をして以来初めてスノーボードを履いた日。

この日を心待ちにしたのは本人だけでなく、多くの仲間、そしてスノーボーダーも。遥か遠くに思えたその時はスノーボードが与えてくれた力とつながりが、わずか一年でやってきました。

右足にまだ麻痺があり、筋力もまだ十分に戻っていないながらも以前のスノーボード感覚が自ずとターンを刻ませ、気づけば笑顔が溢れるライディングに。

その滑りを待ち侘びた皆が、笑顔で出迎えたひと時。

スノーボードでつながった人が、思いが、どんな困難にも立ち向かう勇気と希望を与え、それを乗り越えた時に喜びを分かち合う素晴らしさを教えてくれました。

そうして迎えた2022年3月、ついに岡本圭司は復帰後目標にしてきた北京パラリンピックの舞台に立ちます。

以前活躍したスロープスタイルではなく、スノーボードクロスでの出場。しかしながら、スノーボードの可能性と楽しみ方が無限に広がることを知る彼は、今さらに多くの期待とスノーボードを滑ることの喜びを胸に、自分らしい滑りを見せてくれるはずです。

岡本圭司の復帰までを追った『NO MATTER BOARD 2015-2016 season #23「Back On The Snowboard」』はこちらから!

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