プロ野球解説者・山﨑武司が石川昂弥に寄せる期待の大きさ

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東海ラジオ『山浦ひさしのドラゴンズステーション』(月17:15~19:00)2月28日の放送で、山﨑武司氏が、前日の試合結果を受けて、石川昂弥についてコメントした。石川は、前日の楽天との練習試合で、ホームランを含む2安打と活躍した。

番組リスナーから「昨日のホームランが、石川が覚醒するきっかけとなるのか、まだまだ自分の形で打てていないのか、どっち?」というメールが来たが、山﨑氏は「打ったことはすばらしい。自分の中でも自信になって、いい方向に向かっているとは思うが、これだけではダメ、これを続けることが大事」と話した。

そして、山﨑氏は「立浪監督も同じ意見だと思う。立浪監督は、石川に対して、結構辛口。まだまだだという評価だと思う。普段の練習などを見ていて、まだまだ無駄がある、形になっていないと、監督も見ていると思う」とした。その上で「日々、自分のスウィングができるように、それを見つけてほしい」と続けた。

山﨑氏は、前日の試合で、石川がホームランを打ったときに、大きく喜びを表現したことについて、軽く苦言を呈し「こんなもんじゃないというところを見せてほしい。内容あるバッティングを続けてほしい。それが、レギュラーポジション獲得につながっていく」と、期待の大きさを示した。

石川には、今シーズン、サードのポジション獲得が期待されている。(これまでサードを守っていた)高橋(周平)セカンド、石川サードとの構想もある。これについて山﨑氏は「監督は、悪いことも想定しておかなきゃいけない。高橋は、これまでレギュラーとしてやってきているわけだから、開幕1軍決定だろう。石川がオープン戦でダメで、元に戻すこと(従来通り高橋サード)になったら、周平はすぐサードに戻れる。セカンドは、阿部が調子いい。そういう意味では、戻しやすいように考えている」と話した。

山﨑氏は「将来的には、石川がホッとコーナー(サード)を守るというお膳立てを、監督はしてくれている。ということは、石川次第ということ。彼がどうやって手繰り寄せるか、それを自分で決められる立場にあるということ。チャンスはもらっている」と、石川の奮起を促し、期待を込めた。

山浦ひさしのドラゴンズステーション

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜 17時15分~19時00分

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