神谷浩史の表現力に脱帽。『進撃の巨人』第83話、リヴァイとハンジは“比翼の鳥”なのか?

アニメ『進撃の巨人 The Final Season』(4期2クール)第83話では、お互いに片目を負傷したリヴァイとハンジの関係性がエモいと話題に。オニャンコポンのセリフも視聴者の印象に残ったようで…。みんなの感想を振り返ってみましょう。

TVアニメ『進撃の巨人 The Final Season』第2クールがNHK総合にて放送中。第83話「矜持」では、回想シーンで明かされたリヴァイとハンジの描写が「エモい」と、視聴者からの反響を呼びました。

さらに原作ファンは「伝説」とも呼ばれる、アニのとあるシーンに喜んだようで?

また、現実世界でも情勢が不安定になっている今だからこそ、オニャンコポンのセリフが「刺さる」と話題に。

みんなのコメントとともに注目ポイントを振り返ってみましょう。

TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより

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支え合うリヴァイとハンジは“比翼の鳥”?

冒頭では、リヴァイとハンジの回想シーンが登場。負傷したリヴァイを守るためにハンジがとった行動や、治療後に交わした言葉が明かされました。傷を縫われ、痛々しい姿を見せるリヴァイ。ファンもつらい気持ちを感じつつも、「心配する場面なのにかっこいいと思ってすみません」、「すごく見惚れてしまった」、「どんな姿になっても美しい」とコメントしていました。

また、これまでとは違った神谷浩史さんの演技も「説得力がある」と評判に。

「弱ってて腹から声が出ないんだろうなあ」、「声からしんどいのが伝わってきてつらい」、「以前より弱々しい声の兵長に泣きそうになった」「神谷さんやっぱり表現力がすごい」などの感想が見られます。

また、久しぶりに声を発したリヴァイに対し、「やっと声が聞けてよかった」、「神谷さんまじ感謝」と喜びのコメントも続出しました。さらに「エモい」と話題になったのはリヴァイとハンジの関係性。

ハンジは左目、リヴァイは右目を負傷したことで、「お互いに見えない目を支え合っているかのよう」「互いに補い合う関係みたい」と感じたファンが多く見られました。また、右目に包帯を巻いたリヴァイと左目に眼帯をしているハンジの対照的になっている姿。さらに調査兵団のマークである翼が鳥を連想させることから、この二人の関係について“比翼の鳥”を表しているのではないかという考察も。

比翼の鳥とは、一つの目と一つの翼を持つ雄と雌が一体となって飛ぶ空想上の生物のこと。

お互いがいなければ飛ぶことができない鳥--リヴァイとハンジの関係を表しているのでしょうか。

アニがパイを……ほっこりシーンだけどなぜか泣ける

「伝説」と呼ばれるほど原作ファンが楽しみにしていたシーンも映像化。

アニが高速でパイを頬張る姿が「想像の100倍くらい貪ってる」、「アニの咀嚼が超高速で耐えられなかった」、「かわいすぎる」、「『4年ぶりのパイなんだよ?』ってアルミンのフォローが意味わからなくて、かわいすぎ」と反響を呼びました。

最近はシリアスな表情の多かったコニーですが、そんなアニを見て大笑い。「コニーが笑顔になれたからアニに感謝」とのコメントが見られる一方で、「アニにサシャの姿を重ねて笑っていたとしたら泣いちゃう」と分析している視聴者もいました。さらにアルミン、コニー、ガビ、ファルコ、アニが同じ机を囲んでいることに感動したとの声も。

「対立していた少し前の状況を考えるとすごいことだよなあ」などの感想が見られました。

オニャンコポンの言葉が「今だからこそ刺さる」

終盤で注目を集めたのはオニャンコポンのセリフ。

処刑されそうになったオニャンコポンは、「突然無差別に殺されることがどれほど理不尽なことか知ってるはずだろ!?」と、パラディ島の人々に訴えかけます。奇しくもリアルでは世界情勢が緊迫し、「戦争が起こるのでは」と危惧されていた最中。

視聴者からは「今だから余計に刺さる」、「タイムリーすぎてズシンときた」、「世界の核心を突いたセリフ」、「あまり作品を現実と絡めて考えたくはないけど、このタイミングで放送されたことには奇跡的なものを感じる」、「オニャンコポンはいつも大切なことを言ってくれる」などのコメントが続出しました。

「今こそこの言葉が世界に届いてほしい」と、平和を願う人も。憎しみの連鎖や世界を揺るがす戦いを真正面から描いた『進撃の巨人』だからこそ、物語の受け手も大切なことを学んできたのだと実感させる回でした。次回は第84話「終末の夜」を放送予定。かつて敵同士だった者たちは、たき火を囲み何を語るのか……ますます目が離せない展開です。■アニメ『進撃の巨人 The Final Season』Season4(4期)あらすじ・感想まとめ!【61話~最終話・74話】

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■『進撃の巨人』総集編、小野大輔と小林ゆうの声が響いた…梶裕貴も感謝ツイート。次回予告も神すぎる

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■名言が深い…『進撃の巨人』最終話の影で“オニャンコポン”に密かな注目が。ハンジと関係や名前の由来は?

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TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season Part 2 PV第2弾

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TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season 作品情報

■放送情報

TVアニメ「進撃の巨人 The Final Season」第76話「断罪」NHK総合にて2022年1月9日(日)24時5分放送開始!

■イントロダクション

「その巨人はいついかなる時代においても、自由を求めて進み続けた。

自由のために戦った。名は――進撃の巨人」

ついに明かされた壁の外の真実と、巨人の正体。

ここに至るまで、人類はあまりにも大きすぎる犠牲を払っていた。

それでもなお、彼らは進み続けなければならない。

壁の外にある海を、自由の象徴を、まだその目で見ていないのだから。

――やがて時は流れ、一度目の「超大型巨人」襲来から6年。

調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を敢行する。

「壁の向こうには海があって、海の向こうには自由がある。ずっとそう信じてた……」

壁の中の人類が、初めて辿り着いた海。

果てしなく広がる水平線の先にあるのは自由か、それとも……?

エレン・イェーガーの物語は、新たな局面を迎える。

■スタッフ

原作:諫山 創(別冊少年マガジン/講談社)

監督:林祐一郎

シリーズ構成:瀬古浩司

キャラクターデザイン:岸 友洋

総作画監督:新沼大祐 / 秋田学

演出チーフ:宍戸淳

エフェクト作画監督:酒井智史、古俣太一

色彩設計:大西慈

美術監督:小倉一男

画面設計:淡輪雄介

3DCG監督:奥納基 / 池田昴

撮影監督:浅川茂輝

編集:吉武将人

音響監督:三間雅文

音楽:KOHTA YAMAMOTO / 澤野弘之

音響効果:山谷尚人(サウンドボックス)

音響制作:テクノサウンド

制作:MAPPA

■キャスト

エレン・イェーガー:梶 裕貴

ミカサ・アッカーマン:石川由依

アルミン・アルレルト:井上麻里奈

コニー・スプリンガー:下野 紘

ヒストリア・レイス:三上枝織

ジャン・キルシュタイン:谷山紀章

ライナー・ブラウン:細谷佳正

ハンジ・ゾエ:朴 璐美

リヴァイ・アッカーマン:神谷浩史

ジーク・イェーガー:子安武人

ファルコ・グライス:花江夏樹

ガビ・ブラウン:佐倉綾音

ピーク・フィンガー:沼倉愛美

ポルコ・ガリアード:増田俊樹

コルト・グライス:松風雅也

■■More Information■■

The Final Season公式サイト:https://shingeki.tv/final/

公式Twitter:@anime_shingeki

©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

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