松岡昌宏主演ドラマ「家政夫のミタゾノ」に出版界が注目している理由とは?

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TOKIOの松岡昌宏が主演するテレビ朝日系ドラマ「家政夫のミタゾノ」が4月クールで放送されることが発表された。今回は第5弾となり、さらなる長期シリーズも見据えられているが、出版界が注目しているのは、ドラマ内で出てくる家事の小ネタを集めた書籍化だ。

松岡扮する家政夫・三田園薫が、派遣された家庭や家族の内情を覗き見し、そこに根付く“根深い汚れ”までもスッキリと落としていくドラマだ。2016年に初めて放送され、深夜の時間帯ながらも高い視聴率を獲得し、順調にシリーズを重ねている。

あるテレビ局関係者は「一話完結ということもあって視聴者も食いつきやすく、しかも松岡の女装はインパクト大。深夜にもかかわらず、毎回、高い視聴率を獲得するので、テレビ朝日の局内では長期シリーズ化も見据えられている存在」だという。

ドラマの中で毎回、繰り出されるのが、家事の小ネタだ。料理のちょっとしたコツや、掃除をするときに簡単に汚れを落とせる方法、急な時でも対応できる家事のコツなど、これまでドラマの中で紹介された家事の小ネタは視聴者の注目の的だという。

ある芸能関係者は「最近ではドラマの公式ムックが結構、売れているんです。ドラマのちょっとした裏側だったり、サイドストーリーだったりを集めたものが好評なんです。だから、『ミタゾノ』で出てきたこういった小ネタを集めて一冊の本にしたら売れるんじゃないかと出版界も目を光らせているとか。松岡が三田園に扮して家事の小ネタを紹介するなんて本はヒットするかもしれません」。

テレ朝にとっては「ミタゾノ」はキラーコンテンツとなっていくかもしれない。

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