大御所女優、超大作映画「ワイルド・スピード」出演を主演俳優に「懇願」して勝ち取る

女優ヘレン・ミレン(76)が、俳優ヴィン・ディーゼル(54)にアクション映画『ワイルド・スピード』へ出演できるように「懇願」していたそうだ。運転好きのヘレンは、 同アクション映画で凄腕ドライバー、ドミニク・トレット役を演じたヴィンに配役を熱心に頼み込んでいたという。

ザ・ハリウッド・リポーターにヘレンはこう話す。「お願いじゃなくて、懇願したわ!何かの行事に参加した時、彼がそこにいて、紹介してもらった。それで、図々しく、『あなたの映画に是非出たいわ。どうか出させてください』って言ったの。そしたらヴィンが、あの美しい深い声で『何ができるか考えてみますね』と言ってくれた。私にとって完璧な、素晴らしい脇役を見つけてくれたのよ。あんな大作映画の一つにそれまで出たことがなかった。あと、自惚れだろうけど、運転が大好きだったから、速い車を自分で運転をしてみたかったの」

その結果ヘレンは、2017年作の同シリーズ第8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』でデッカードやオーウェンの母親マグダレーン役として初登場。その後2019年のスピンオフ作品『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』、2021年作の第9作目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』にも出演した。

そんなヘレンは昨年、ヴィンとの仕事について、「『ワイルド・スピード』の出演時は、とても安全で、愛情に包まれていたわ。ヴィン・ディーゼルと狭い空間に長時間一緒にいられたのは素晴らしかった。あらゆる時間が素敵だったわ」と語り、「それに、ぎゅうぎゅう詰めの中、本当に近くで、あの美しくて、柔らかで物静かな声を聞くのは素晴らしかった。彼の声がとても好き。最高の声の持ち主ね」とヴィンの声を絶賛していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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