作家の西村京太郎さん死去 十津川警部シリーズ、91歳

西村京太郎さん=2019年3月

 トラベルミステリーの第一人者で「十津川警部」シリーズで知られる作家の西村京太郎(にしむら・きょうたろう、本名矢島喜八郎=やじま・きはちろう)さんが3日午後5時5分、肝臓がんのため神奈川県湯河原町の病院で死去した。91歳。東京都出身。葬儀は近親者で行った。後日、お別れの会を開く。喪主は妻瑞枝(みずえ)さん。

 人事院を退職後、1963年「歪んだ朝」でオール読物推理小説新人賞、65年には「天使の傷痕」で江戸川乱歩賞を受賞。78年「寝台特急殺人事件」がベストセラーとなり、列車や旅を題材にしたヒット作を量産した。2019年に「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞。

鉄道模型のジオラマの前で写真に納まる西村京太郎さん=2014年6月、神奈川県湯河原町の西村京太郎記念館
西村京太郎さんの著作や、西村さん原作の映像作品のDVD

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