極道入稿(ごくどうにゅうこう)

「極道入稿」(ごくどうにゅうこう)とは、締切を過ぎて原稿を入稿すること。割増料金を支払い印刷を進めようとする姿を、金に物を言わせて強引に物事を遠そうとする「極道」に例えた表現の同人用語。

意味

「極道入稿」(ごくどうにゅうこう)とは、締切を過ぎて原稿を入稿すること。

割増料金を支払い印刷を進めようとする姿を、金に物を言わせて強引に物事を遠そうとする「極道」に例えた表現。同人用語だが、印刷所や出版社でも通用する。

基本的にはネガティブな言葉

基本的に、自虐をはじめとしたネガティブなイメージで使用される。

たとえ割増料金を支払っても、印刷所側はイレギュラー対応のために過労を強いられる。締切を過ぎるということは、当然執筆者本人も無茶をしているケースが多いため、誰のためを思っても可能な限り極道入稿はしないことが望ましい。使用例:

「イベント用の同人誌を極道入稿した」

「あの作家さんはいつも極道入稿だから気をつけて」

対義語に近い「早割」とは?

対義語に近いのは「早割(=早期入稿割引)」。

ただしこちらは、割引対象となる早期入稿のプランにあらかじめ申し込むことで成立する。「極道入稿」は、あくまで申込みプランの締切を破り、追加料金が必要になったケースを指す。

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