“横綱相撲”で首位固め 春日山部屋とイベント

 いざ、“横綱相撲”で首位固めだ−。J1・川崎フロンターレは4月2日にホーム等々力陸上競技場で、鹿島アントラーズ(午後3時開始)を迎え撃つ。試合前には川崎市唯一の相撲部屋・春日山部屋とタッグを組んだイベント「イッツァスモウワールド」を開催する。ちゃんこや国技館名物の販売のほか、さまざまなイベントで盛り上げる。

 両者はともに地域密着を掲げ、スポーツを通じて地元を盛り上げようとさまざまなイベントで協力し合ってきた。当日は春日山部屋のちゃんこ番・春日里さんの特製塩ちゃんこ(400円)のほか、みそ、カレー、キムチ、ソップ味も販売される。ほかにも力士がキーパーを務める「どすこいPK対決」やキッズ相撲なども開催される。

 企画には日本相撲協会、国技館も協力。目玉のあんみつは、これまで国技館の外で売られたことがないという門外不出の逸品。ほかにも同館名物のやきとりなども売られる。また同協会のキャラクター「ひよの山」とじゃんけんして勝てばグッズがもらえる企画もあり、抽選で現役横綱の手形サインも当たる。

 試合前の始球式には、元横綱武蔵丸の武蔵川親方が登場。変わらぬ巨漢でどのようなボールを蹴るのかが注目される。担当スタッフの高尾真人さんは「横綱にあやかって、ガチンコの戦いで首位固めをしたい」と意気込む。午前11時半〜午後2時半。

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