6日の上越地方、一時強い風と雪 7日から緩む見込み

 6日の県内は、冬型の気圧配置や北陸地方の上空に流れ込んだ寒気の影響で荒れた天気となり、各地で強風や平地を含めて雪となった。雪や高波は7日も続くとみられるが、冬型は同日から徐々に緩むとみられる。

 6日午後4時までに観測された最大瞬間風速は、上越市大潟で22・2メートルで、他の上越地域の観測点では20メートルを超す風速は観測されなかった。また、上越市では平地から山沿いまで一時的に雪が強まったが、同時刻までのアメダスの観測データでは積雪深は5センチ以内の変動にとどまった。

6日は平地、山沿いとも一時的に雪が強まった。7日から冬型は次第に緩むとみられる(6日、牧区樫谷で)

 新潟地方気象台によると、冬型の気圧配置は7日には次第に緩む見込み。同日昼すぎにかけ、県内の海はしけるとみられる。同日予想される波の高さは、上越で5メートル。また、同日午前6時までに予想される12時間降雪量は、上越の平野で0~2センチ、山沿いで15~30センチ。

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