チリ出身のサックス奏者、メリッサ・アルダナがBlue Noteからデビュー作リリース

チリ出身のサックス奏者、メリッサ・アルダナが、ブルーノート・デビュー作となるニュー・アルバム『12 Stars』をリリース。あわせて、アルバムについてドン・ウォズと語っている対談動画「First Look」も公開されている。

<動画:Melissa Aldana on "First Look" with Don Was of Blue Note Records

メリッサ・アルダナは、2013年度のセロニアス・モンク・ジャズ・コンペティションで優勝し翌年メジャー・デビュー、その後グラミー賞にもノミネートされるなど破竹の勢いでニューヨークのジャズ・シーンを駆け上がっているサックス奏者/作曲家。

ギタリストのラーゲ・ルンドによるプロデュースとなった本作は、ピアノにサリヴァン・フォートナー、ベースにパブロ・メナレス、そしてドラムにクシュ・アバディを迎えてレコーディング。アルバムのタイトルは、皇后の冠を飾る12の星というタロットのシンボルにインスピレーションを受けてつけられたという。

本作について、メリッサは「数秘術やタロットでは、女帝は創造の象徴とされていて、彼女は私の本質と、アルバム全体を表現している。特にタイトル曲の「12 Stars」はアルバムの最後を飾る曲で、2020年3月、アルバム用に書き始めた最初の曲なの。その1年後の2021年3月に作曲を終えたわ。私にとって、この曲を仕上げることは、人生のある期間の幕引きを意味するものでもあった。プライベートでもいろんな苦悩を抱えていた中でパンデミックに見舞われどん底に落ちたけど、この作品を仕上げることで自分の音楽ともより密接に繋がることが出来た気がするの」と語っている。

<動画:Melissa Aldana - 12 Stars (Visualizer)

■リリース情報

メリッサ・アルダナ AL『12 Stars』

2022年3月4日発売

DL・ストリーミング

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