新酒の出来は?きき酒会 大分

 大分市で新酒の出来を審査するきき酒会が開かれ、選別された日本酒が集まりました。県酒造組合が開いたもので県内外13の蔵元が作った新酒、合わせて95点が出品されました。熊本国税局の職員など14人の審査員が味や香りを基準に点数をつけていきます。組合によると、2021年1年間の県内の日本酒の出荷量は1612リットルで、前の年から約7.6%減少しています。

 県酒造組合・麻生益直会長「大吟醸クラスの高級酒は特に飲食店で飲む機会が多いですから、各蔵苦しんでいるのが実情です。ぜひ家でもいい酒飲んで、みなさんで心から満足していただきたいと思っております」

 参加した蔵元は、今回の評価をもとに改良・厳選したものを、4月に熊本で開かれる鑑評会に出品するということです。

© 大分朝日放送株式会社