HiHi Jets、「全力!クリーナーズ」でメンバー5人そろってのドラマ初主演

ジャニーズJr.のHiHi Jets(髙橋優斗、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)が、ABCテレビほかで4月にスタートする連続ドラマ「全力!クリーナーズ」(ABCテレビ=4月17日スタート 日曜深夜0:25、テレビ神奈川=4月19日スタート 火曜午後11:00)で主演を務めることが決まった。HiHi Jetsのメンバー5人で主演を務めるのは、本作が初めてとなる。

ドラマは、住みたくない街ランキング1位の街を舞台に、HiHi Jetsメンバーが演じるさまざまな悪事に立ち向かう闇の掃除屋“クリーナーズ”の姿を描いたオリジナルストーリー。脚本は「恋せぬふたり」(NHK総合)、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(TBSほか)の吉田恵里香氏が手掛け、監督は「来世ではちゃんとします」(テレビ東京ほか)、映画「弱虫ペダル」(2020年)の三木康一郎氏が務める。数々の青春コメディーを手掛けるヒットメーカーが、「クリーナーズ」のおかしくてほろ苦い活躍を紡ぎ出す。

HiHi Jetsメンバーが演じる“クリーナーズ”の面々は、就活31連敗中の大学3年生で“ごっちん”こと豪徳寺優(髙橋)、幼い頃から正義感が強く“クリーナーズ”を結成する“はじめちゃん”こと一橋はじめ(井上)、口数少なめでメンバー最年長の“ジローちゃん”こと榎本二郎(橋本)、ジャッキーチェンのものまねをはじめアクション映画が大好きな最年少の“四番”こと四村悠人(猪狩)、今どき珍しいリーゼント姿の“おまめ”こと三津豆亮(作間)と、いずれも個性強め。

メンバー全員での主演に5人はそろっ大いに喜び、髙橋は「撮影も緊張感を持ちながら、毎日楽しく撮影させていただいています。現場では、普段のHiHi Jetsの空気とは違う、ドラマ現場でのHiHi Jetsの空気も少し感じることができて新鮮ですが、結果的にほぼいつも通り楽しく過ごしています。ほのぼのとしていて、クスッと笑えるそんな心温まる作品になっていると思います。クリーナーズ5人の不器用だけど、なりたい自分になろうと必死に生きる姿を楽しんでください」とアピール。

井上は「今までそれぞれのメンバーとの共演はあったんですが、5人全員でのドラマは初めてなので、一つの作品をメンバー5人と作れることにすごく興奮しました。撮影中は、監督ともコミュニケーションを取りながら役と向き合い、勉強の日々です。普段とは少し違った雰囲気のメンバーを見ていただけると思います! 笑いあり、涙ありのすてきな作品で、今何かに挑んでいる人の背中を押せるようなドラマになっていると思います」と手応え十分の様子。

橋本も「台本や衣装合わせをしていくうちに、本当に5人でドラマ撮影をするんだな、と実感が少しずつ湧いてきて撮影がすごく楽しみでした。撮影中は、5人のシーンになると普段の5人で話している雰囲気から役に入れ替わって話すので、その雰囲気が演技する中ですごく楽しいです」と声を弾ませ、「普段のHiHi Jetsを知ってくださっている方も知らない方も、沢たくさん笑えて感動できる作品になっていると思います。この先の人生で『全力!クリーナーズ』のことを考えた時に思い出し笑いをしてしまうような、強く記憶に残る作品を目指していきます」と意気込む。

「撮影は常に和気あいあいと、お芝居の本番中はもちろん集中しているのですが、ちょっとした空き時間なんかは楽屋かよというくらいリラックスした話をしています。シリアスな場面の撮影が少し怖いくらいです」と報告する猪狩は、「『全力!クリーナーズ』は僕ら5人にとって、とても大切な作品になることは間違いないです。何年か経って、振り返った時に、この作品を懐かしむのも確実です。そんな僕らの経歴の一部を、ぜひ皆さんにはリアルタイムで楽しんでいただいて、何年後か、いい思い出としてまた一緒に楽しみましょう」と呼び掛ける。

作間は「いつも一緒にいるメンバーなので、ドラマの現場に5人でいるという新鮮さがありつつも、リラックスしてお芝居できました。ヤンキー役でリーゼント姿になると聞いた時は驚きました(笑)。リーゼント姿の自分を鏡で初めて見た時は、驚きと同時に多少笑いがこみ上げてきました」と楽しんでいるようで、「HiHi Jetsの元からある関係性があるからこそ出せる空気感が、ところどころで見られる楽しいドラマとなっていますので、放送期間中の皆さんの癒やしになったらいいなと思います。 “おまめ”の髪形にももちろん注目していただきたいですが、ストーリーが進む中で、垣間見える人柄も注目していただきたいです」と見どころを伝えている。

そして、脚本の吉田氏は「特別な存在になりたい。なりたい自分になりたい。人の役に立ちたい、チヤホヤされたいなど…そんな誰もが持つ野望と雑念を爆発させる5人組のお話です。クリーナーズたちは等身大で欠点だらけ、でも憎めない、そんな存在。ある方には当て書きで、またある方にはこんな役を演じてほしいという願望と妄想をこめて設定を考えました。HiHiJetsさんほかキャストさん、スタッフが一丸となり、たくさんの困難を乗り越えて完成させた作品です。放送開始までもう少しお待ちください!」とメッセージを寄せている。

さらに、三木監督は、HiHi Jetsとの出会いついて、「彼らのことは映画『弱虫ペダル』で、井上瑞稀くんが出演した時に知りました。5人そろったのを見たのはライブでした。おじさんが女子たちの中で見るライブはなかなか気恥ずかしいものがありましたが、ライブの中身はそれをくつがえすぐらいの、男らしいというか、カッコいいもので、骨太なグループだな、という印象が残りました」と振り返りつつ、「彼ら5人の初のドラマのお題は『コメディー』というものでしたが、ライブの印象もあってか、笑いだけを追求するドラマにはしたくないなぁと思いました。なんか、コメディーなんだけど、男臭い、人情的で、カッコいいコメディーができればなと。そして、その要素は時代劇や昭和のドラマにあるんじゃないか?と考え、令和の彼らに少し昭和のテイストを入れてみたらどうなるかを考えて作りました。案の定、彼らの奥に眠る情熱や男らしさ、さらに前向きな部分が出たと思います。コメディーながらも、彼らの熱いお芝居にご期待ください」とメンバーの魅力を引き出した作品になっていることを明かしている。

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