ウクライナのために料理を通して支援 高松市出身の元・在ウクライナ日本大使館料理人

ロシアのウクライナ侵攻で不安が高まる中、料理を通して支援を行う高松市出身の料理人がいます。

東京のレストラン「ベトラーヴ ビストロ ジロー」。タマネギ、牛肉、ビーツを使った「キエフ風ボルシチ」などウクライナ料理を提供しています。

オーナーシェフの飯島二郎さんは高松市出身です。飯島さんはかつて、在ウクライナ日本大使館で料理人を務めていました。

飯島さんが在ウクライナ日本大使館で料理人を務めていた頃の写真(提供:飯島さん)

(ベトラーヴ ビストロ ジロー/飯島二郎 オーナーシェフ)
「ネットやテレビから(ロシアがウクライナに)侵攻したと聞いて本当に言葉を失いました。(友人らの)無事が確認できない状況だから、本当に心配でならないですね」

3月2日には店に「ウクライナの未来のために今できることを」と書かれた募金箱を設置しました。最近ではウクライナを応援したいと店を訪れる客もいるそうです。

飯島さんはウクライナ料理を通して出来る限りの支援を行いたいと考えています。

(ベトラーヴ ビストロ ジロー/飯島二郎 オーナーシェフ)
「日本の人たちにウクライナという国を知ってもらう1つのツールを僕がいま発信出来ているということはものすごく使命だなと思っているし、僕にしか出来ないことじゃないかなと思っています。本当に純粋に早く平和になってもらいたいし、早くウクライナの人たちが未来を考えられる状況になってほしい」

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