日本ハムが選手会からの抗議文にコメント 川村球団社長「必要な確認と説明行いたい」

日本ハムはプロ野球選手会からの抗議文に対し、川村浩二球団社長のコメントを発表

選手会には話し合いの場を提案へ

日本ハムは7日、プロ野球選手会からの抗議文に対し、川村浩二球団社長のコメントを発表した。

川村社長は「本日、日本プロ野球選手会から文書を受け取りました。文書内では、今回のFA選手への対応を含めた当球団の対応について色々と指摘されていますが、誤解や誤認も複数あるように思われ、当球団としてはまず選手会に必要な確認と説明を行いたいと考えております」と説明。チームは昨年11月に秋吉亮投手、大田泰示外野手、西川遥輝外野手を2022年シーズンの契約を提示しない“ノンテンダーFA”としていた。

「当球団はこれまでも決められたルールを遵守してきておりますが、選手会と球団とはそもそも立場の相違があり、同じ物事であっても、その見え方はどうしても違ってくる面があります。そのため、書面でやりとりするよりも、丁寧に話し合うことが大切だと考えており、上述の必要な確認、説明も兼ねて、選手会に対し本件について一度話し合いの場を設けましょうと提案する予定です」と川村社長は今後の見通しを語った。

その上で「過去に選手会との対話を閉ざしたことがないにもかかわらず、今回、選手会から何の事前の話し合いの申し入れもなく、突如としてこのような文書が当球団宛に送られてきたことは誠に残念ではありますが、当球団としては誤解や誤認が生じないよう引き続き努めてまいります」と締めくくった。

【コメント全文】選手会からの抗議文に対する川村浩二球団社長コメント

一部で報道されている通り、本日、日本プロ野球選手会から文書を受け取りました。文書内では、今回のFA選手への対応を含めた当球団の対応について色々と指摘されていますが、誤解や誤認も複数あるように思われ、当球団としてはまず選手会に必要な確認と説明を行いたいと考えております。

また、当球団はこれまでも決められたルールを遵守してきておりますが、選手会と球団とはそもそも立場の相違があり、同じ物事であっても、その見え方はどうしても違ってくる面があります。そのため、書面でやりとりするよりも、丁寧に話し合うことが大切だと考えており、上述の必要な確認、説明も兼ねて、選手会に対し本件について一度話し合いの場を設けましょうと提案する予定です。

過去に選手会との対話を閉ざしたことがないにもかかわらず、今回、選手会から何の事前の話し合いの申し入れもなく、突如としてこのような文書が当球団宛に送られてきたことは誠に残念ではありますが、当球団としては誤解や誤認が生じないよう引き続き努めてまいります。

株式会社北海道日本ハムファイターズ
代表取締役社長兼オーナー代行 川村浩二(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2