【聞かせて】 No.751「山本 有希さん・法人化20周年『こどもステーション山口』理事長」 

 舞台公演の開催や、プレーパークの開設など、子どもたちが心豊かに成長することをサポートする「認定NPO法人こどもステーション山口」が2001年2月の法人格取得から20周年を迎えた。「地域ブロックのボランティアや寄付などの支えがあってこそ」と話す。

 1974年に山口市で発足した「山口おやこ劇場」が前身。法人格取得によって子どもの会費の無料化に踏み切り、2013年には山口県内第1号の「認定NPO法人」となり、税制優遇措置も適用されるようになった。

 同法人の理事長には2003年に就任。2007年からは同法人が指定管理者を務めるC・S赤れんがの館長も兼任している。

 今後について「全ての子どもたちが等しく芸術・文化に触れることができる環境作りに引き続き取り組みたい」と語る。

    

【プロフィル】1959年10月山梨県生まれ。91年に、静岡県浜松市から山口市へ転居し、「山口おやこ劇場」の活動に加わる。幼児クラブ「モコナ」の立ち上げ人。認定NPO法人こどもステーション山口理事長、C・S赤れんが館長を務める。

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