【新日本】昨年準優勝の鷹木が石井との激闘を制し2回戦へ進出「やるなら優勝じゃなきゃダメなんです!」<NEW JAPAN CUP 2022>

新日本プロレスは3月7日(月) 、東京・大田区総合体育館で「NEW JAPAN CUP 2022」を開催。

『新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents NEW JAPAN CUP 2022』
日時:2022年3月7日(月) 17:00開場 18:30開始
会場:東京・大田区総合体育館
観衆:777人

今回の『NEW JAPAN CUP 2022』はヘビーとジュニア、そしてヤングライオンも入り混じり48名(飯伏と天山は欠場)が参加する史上最多人数となった。

まさに新日本プロレス春のNo.1戦士を決定するトーナメントとなった。

普段では見れない様なヘビーとジュニアのシングル対決などはまさにこの『NEW JAPAN CUP 2022』ならでは。

今大会のメインでは『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦として、石井智宏と鷹木信悟が対戦。

真っ向勝負を身上とする両者だけに序盤から激しい肉弾戦を展開。

石井の猛攻を鷹木も受け止め、ドラゴンスープレックで反撃。

終盤になっても両者意地の攻防を繰り広げるも、最後は鷹木が“伝家の宝刀”ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで激闘に終止符を打った。

【試合結果】

▼第7試合 時間無制限1本勝負
『NEW JAPAN CUP 2022』1回戦
石井 智宏 ×
vs
鷹木 信悟 〇
23分32秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め

※鷹木がトーナメント2回戦へ進出

試合後、勝利を収めたオスプレイはマイクを手に取り「昨年はたしか準優勝。準優勝という言葉を聞いたら、響きはいいかもしれねえが、実際は優勝決定戦でオスプレイにボロボロにやられて、俺としては後味の悪い結末だった。だからよ、せっかく出るんだったら、優勝しなきゃ意味がねえってことだよ!」と発言。

続けて「どっかの偉い政治家さんが言ってたな。なぜ、一番にこだわるんでしょうか、二番じゃダメなんでしょうか?俺がお答えしよう、ダメなんです!一番じゃなきゃダメなんです!やるなら優勝じゃなきゃダメなんです!」と1番にこだわることを強調した。

最後に「今年こそはやってやるぞ。『NEW JAPAN CUP』の優勝というテッペン目指して、龍のごとく駆け上っていくぞ~!!」とマイクを締めた。

➡次ページ(試合後バックステージコメント)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

▼試合後バックステージコメント

鷹木「いやあ、キツかったね、キツかった。ホント、紙一重だよ、紙一重。一瞬でも気を抜いてたら俺が負けてた。負けてたに違いないよ。あいつには、石井には石井の世界がある。俺には俺の世界がある。ただ一つ分かったことがある。俺たちには俺たちにしかない世界があるかもな。別に因縁も冠もいらねえよ。ただただ負けたくない。その一心でここまで出来るんなら、こんなことを聞いたら石井のオッサンは『うるせえよ、顔じゃねえよ』って言いそうだけど、俺はそう思ったね。またいつでもあいつとはやってやるよ。だが、トーナメントとしては俺はスタートダッシュをしたいから1回戦、この勢いを持って一気に行くぞ。なんか武道館の開幕戦を見た時に試合後のコメントで、オカダが『チャンピオンの僕が優勝して盛り上げなきゃいけないでしょう』って。それを聞いた時に『バカ野郎! ふざけんな!』って思ったな、俺は。それは新日本プロレスと新日本のファンからしたらそれを求めてるかもしれんが、俺らレスラーからしたらそんなものは関係ねえんだよ、オイ! 勝った奴が盛り上げる! それでいいだろう。俺は昨年、IWGP世界ヘビー級チャンピオンにもなって、東スポプロレス大賞のMVPにもなったが、俺の野心は全然満足してねえんだよ。こんなもんじゃねえんだよ。俺の野心を達成するためだったら今回のトーナメントに限っては、(イスから立ち上がって)同じ軍団のヒロムだろうが、SANADAだろうが、内藤だろうが、真っ向から叩き潰してやるよ。それがッ! プロレスラーだろ?」

※石井はノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>

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